ある日、飛行機会社から国内線任意区間搭乗券が書留で届いた。
あらかじめ希望区間を書いて応募する懸賞。届いた航空券引換証には「東京−宮古」の文字。ど、どこなんだ宮古?
そうだった、欲深い私は当時聞いたこともなかった就航地、「宮古」を飛行距離が一番長そうで得だと思って書いたのを思い出した。。
ええと、宮古、宮古っと・・。
え?「那覇から飛行機で小1時間(汗)」。
そ、そんなに遠いの?
自分の無知ぶりはどこかにおいといて、既に石垣島まで旅程に入れてるし(笑)。
そんな安易な考えがあの恐ろしい亜熱帯病を発病させるとは、当時は思ってもみなかった。
宮古空港に降り立ったその日はなんと梅雨明け初日。
太陽って、暑いんじゃなくて痛いのです。
行った人ならわかると思いますが、とにかく日焼けには要注意なのです。
砂山ビーチでハブくらげに刺された時の話はまた別の機会にするとして、琉球へ近づく飛行機の窓の外、幾重にも重なる青色への感激と共に機内搭載誌として出会ったのが今回ご紹介する「島へ。」です。
|