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一週間、沖縄の離島で過ごした。なんてきれいな海。砂浜が真っ白でさらさらしている。植物の色が生き生きと美しい。赤い瓦屋根のシーサーがおもしろい。島の人はとっても明るくてすてきだ。すぐにこの島が好きになった。もっと、ずっといたいと思った。
夕日の沈む時間、桟橋へ行った。夕日でオレンジに染まった海はきれいすぎてなんだか胸が熱くなる。でもそのとき、わたしはなぜか海を見ながら自分の故郷のことを考えていた。そう、あの何の変哲もないマンションと公園と汚い海のわたしの故郷だ。わたしはそのマンションで家族とたくさんの時間を過ごして、その公園で友だちと暗くなるまで遊んで、その汚い海の灰色の浜でデートをして、そうやって生きてきたんだなぁ。そのとき、はじめて自分の故郷のそれらの風景を愛おしいと思った。この島で暮らす人も、きっと、そんなきもちでこの島を愛してるんだろうな。この島の海がきれいとか、植物が美しいとか、そんな特別なことじゃなくて。
帰ってから海へ行った。相変わらず汚かった。でも、わたしは好きだ。生まれ育った、この街が好きだ。
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