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石垣あたりでも泳ぐにしては少し肌寒い3月の中旬に既に海開きした沖縄ですが、さすがにこの時期に入るともう何のためらいもなく海に陸にパノラマの南国色で発熱しはじめます。
それを証明するように今年五月五日は二十四節気の立夏(りっか)、また沖縄の方言で「りっか」とは英語のLet's 。まさにこの島では今年の夏が目を覚ますかのように立ち上がる季節なのです。
でもこの島の五月がそれだけで終わるわけはありません。
ゴールデンウィークの最後、五月八日は沖縄らしく単純明快にあっけらかんとゴーヤーの日。今では品種改良とハウス栽培のおかげで一年中口にすることができるゴーヤーですが昔は夏の野菜で、その過酷な夏を乗り切るゴーヤーパワーから「夏負けの薬」と表現した人がいたほどです。
いまでは全国で当たり前のように聞かれるようになったチャンプルー、この言葉もゴーヤーの貢献があってこその知名度だと確信しています。余談になりますが、チャンプルー料理は豆腐が何かと炒められて「何々チャンプルー」という名前が付くと覚えてください。ですから、豆腐といろんな野菜が一緒に炒められているとそれは「野菜チャンプルー」しかし、そのいろんな野菜の中で誰が見ても、もやしの量が多ければそれは「もやしチャンプルー」パパイヤが多ければ「パパイヤチャンプルー」ということになるわけです。
ところで最近そのゴーヤーチャンプルーについて全国で問題が起きています。それはなにかというと「ゴーヤーはブームで体にいいから食べてはいるが、実は苦い」というもの。でも沖縄では子供までもが「美味しい」といって食べているさぁ。
さて本当にゴーヤーチャンプルーは美味しく食べることができるのかということになるわけですが、その答えは、もちろん「食べれるよ〜」。そのレシピは、薄め切ったゴーヤーを一気に焼いた鍋で中華料理のように炒め豆腐も豚肉も入れて味付けをします。
そして大事なのはカツオの削り節をそのまま入れること。何でもカツオ節のうまみ成分とゴーヤーの苦味成分が一緒になると、その味は何度か食べるうちに脳が美味しいと認識する中毒な味になるんだそうです。NHK「ためしてガッテン」が調べたんだからそれは太鼓判でしょう。ちなみに、うちのオバァは隠し味でニンニクを入れたりもします。
ニンニクと豚肉が一緒になるとビタミンB1の吸収率が高まり疲れも取れるって、はい今夜から貴女もゴーヤーチャンプルーの達人です。どんどん広めてくださいねぇ。
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