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さあ、台風シーズンの到来です。
観光客の皆さんにとっても沖縄の県民にとっても台風は来ないに越したことはありません。
しかし、ご存知の通り過去にこの台風を避けて通った年はないわけですから、沖縄の人は上手く付き合ってきたのです。
最近は地球温暖化の影響でしょうか、沖縄を避けてそのまま本土上陸といった台風も多く、昔台風銀座とまでいわれた沖縄がそのあだ名を喜んで返上しないといけないんじゃないかと思うほど。
しかし、沖縄の人の心情としては、台風が本土に直接上がっていって土砂崩れなどの災害で時には人の命まで奪うぐらいなら、確かに沖縄でも農作物などの被害は大変ですが、人が亡くなるようなことはよっぽどのことがない限りおこらないので本土に上がらずに沖縄を通っていけばいいのにと思うのです。
実は、沖縄の人の台風に対するゆとりは、なかなかのものです。
むろん2003年9月に宮古島を襲ったような大型台風は別ですが、普段の規模だと台風が島に近づいてくると気持ちがワクワクしたりします。
その理由は休めるから、特に学生あたりは大喜び、逆に夏休みの間に来襲する台風には「休みのときに来ても意味無し」と文句をいうくらい、私たちが子供の頃はよく停電もしていました。
停電になると家の中で嵐の音を外に聞きながら一家団欒、火の灯ったロウソクの周りに集いトランプをしたり、幽霊話、時には父ちゃんと母ちゃんの馴れ初めの話などを聞いたりして、特別の楽しい時間をすごしたもんです。
今ではさらに建物がしっかりして、停電も少なくなりました。ですから、戸締りをしっかりして映画やボーリングを楽しむこともあります。
たまの休みお父さんはお母さんの命令で子供を連れて、
スーパーに台風用の非常食を調達に行けば、スーパーには似たようなお父さんたちが集まっていて思わず同窓会ということもしばしです。
小さな島では台風の後は島を挙げての大掃除だそうで、「その後ソフトボール大会があるから、台風が通り過ぎてから帰ったらいいよ。ソフトボール大会楽しいよ」とすすめられたことがありました。結局、時間に追われ予定を前倒しで島を後にしたのですが、私はあの言葉が今も忘れられず台風のたびに今でもあの言葉を思い出すのです。
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