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第20回飛行機の安心感
 昔から飛行機のことが大好きであったわけ。だから子供のころから飛行機のプラモデルばかりを買っていたさぁ。だけど子供が、そんなに贅沢にプラモデルが買えるわけもない、それで大人になった今でも、いつ組み立てるかもわからない飛行機のプラモデルを時々頑張った自分に褒美のように買ってあげているわけよ。

 
フェリー



飛行機
  何で飛行機に憧れるようになったのか記憶をたどってみると、子供ながらに当たり前のように頭の上を飛び交う戦闘機が格好いいというのもあったような気がするけど、もっと鮮明に覚えているのが、沖縄がまだ本土復帰してない頃うちの兄弟上二人がパスポートを持って船で日本本土に、留学していたさぁ、それが本土復帰してからは、休みのたびに行き来する船の旅が飛行機の旅に変わったんだよねぇ。その度に家族総出で空港に送り迎えに行くんだけど、なぜか迎えはそうでもなかったけど送りにいくたびに自分もあの飛行機に乗りたいといつも強く思っていたわけ。当時は飛行機はまだ一般的な乗り物ではなかったから飛行機に乗れること自体が格好いいと思っていたねぇ。





飛行機からの写真



飛行機からの写真1



飛行機からの写真1
   それはもしかすると子供にとって今の時代も一緒かもしれないねぇ。そして、何時しかというよりもリンケンバンドで東京デビューを果たしてからは、飛行機で頻繁にあちらこちらに行くようになっていたさぁ。

 当たり前に飛行機は好きだから安全な乗り物だと思っているけど、意外とそれが日本だけかもしれないと思わされたこともあったよ。外国便に乗って「イヤホンが聞こえない」とゼスチャーしたら、簡単に「壊れているから空いてる席に自由に移動してくれ」と言われたときには、「お願いだから飛行機の中で簡単に壊れているとか言うな」と心の中で叫んださぁ。



  他にこんなこともあったよ。あれはイギリスからフランスに渡る飛行機で、短い空の旅だったんだけど、乗った飛行機の客室の内装とかが壊れていてガムテープ見たいな物で貼り付けていて、またこの飛行機がメチャクチャ揺れて、あまりの揺れに機体がよじれたような気がしたほど、あの時思ったよ。それでもちゃんと飛んで目的地に着く飛行機という乗り物はそれを作った人たちが偉大だなぁ〜って。


  それと陸の上では意外とおおらかが好きな自分だけど、機内サービスは日本人の勤勉さが染込んだ和風サービスが好きということになるのかなぁ。それが一番だと思うよ。何故って、いま上海行きの飛行機に乗ってるんだけど、キャビンアテンダントの愛想のなさが・・・これが中国風なんだろうなぁとかと思うと・・・またそれも妙に笑えるんだけどさぁ・・・


  そうだ、皆さんどうぞよいお年をお迎えください。


                                    うちなー噺家 藤木勇人

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美ら島物語藤木勇人の『うちなー島旅見聞録』
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