1月の末から一人芝居公演のため北海道に移動したわけ。ここ数年は年に1度ぐらいは、北海道に行く機会はあったんだけど、一人芝居の公演は初めてでチムドンドンしたさぁ。
さて寒い北海道、どんな旅になるのだろう思っていたんだけど、ついてみたら、
ちゃんと雪は積もっていたけど最初から構えていたせいか、思ったよりは寒くなくて
気温は零度ほど、聞けば例年になく暖冬で札幌雪まつりのための雪を確保するのが大変だったとか言っていたさぁ。
そんな中、ぎゅうぎゅう詰めのスケジュールは、ここは日本の北の端かと思わせるほど沖縄満載。まずは泡盛の会というのがあって、そこでユンタクしたんだけど、なんと琉球ガラスでできたグラスを手に泡盛を飲みながらステージでは沖縄芸能。
手にしたグラスは持ち帰ることができて、抽選会では泡盛の入った甕や、沖縄航空券往復があたる宴とはいえ、なんと会費が五千円とけっして安くないのに、会場いっぱいに四百人の客で熱気ムンムンで沖縄より暑い会場にビックリよ。
料理も美味しそうなものがたくさんあるのに、一番最初になくなるのが、沖縄そばというから本当に沖縄好きが集まってくるわけさぁねぇ。
それで打ち上げといって行った店が『宮古根(なーくにー)』アンシカラ(それで)水槽では沖縄から持ってきたというカラフルな熱帯魚が泳いでいて、それにはこっちも本当に「ギョ!!」と驚きながら、まるで沖縄の繁華街で飲んでいるような錯覚をおこすような夜だったわけよ。
翌日からは学校での講演も含め、芝居公演の三連チャン芝居の合間に唄サンシンのつなぎの方をお願いしたら、見事に歌いこなしてくれた小林夫妻はなんと北海道の方で、大工哲弘さんの弟子さん。今やこの北海道で教室を開き生計を立てているというから、これまたビックリ!!
それで、ホテルでニュースを見ていたら、急ピッチで
進められている雪まつりの雪像造りの中、今年は『美ら海水族館』のジンベイザメとマンタがあるということがわかり江別公演に向かう前に、まだ作業中だったけどほぼ完成したマンタとジンベイザメの雪像を見学、そしてその素晴らしさにまたまたビックリさせられたわけ。
でも今回一番驚いたのは、沖縄の「なんくるないさ」と同じ意味の「なーも、なーも」という言葉あるという話を聴いたとき。以前から沖縄の人と北海道の人は気質が似てるところがあるということは感じていたけど、まさかこの極寒の地にそんな
意味の言葉があるとは・・・。
もしかしたら、雪に閉ざされてバタバタしても始まらないという意味で使うんじゃないかという話にはなったんだけど・・・「いつか本当の理由を探り出してみせる」と思ったさぁ。
そしたら北海道と沖縄がもっと近くなるはずだからねぇ
うちなー噺家 藤木勇人
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