宮古島の狩俣にある池間酒造。
いい酒はいい環境で。
そんな思いで敷地内に少しずつ植栽を行い、小さな農園のような酒造所になっています。
社長の名前は「池間太郎」さん。
池間酒造の酒の銘柄には『ニコニコ太郎』や宮古島のナポレオン『太郎』など、社長の名前を銘柄にしたものもあります。
いい酒を造るためのこだわりは大切。手間隙かけて作っているから安く売る酒は作らない。だから安売もしない。
いろんな人がいろんなところからやってきて、酒を買いたいと言ってくるよ。値段も下げろと言ってくるし。
そうなると、数・量を求められるけど、そんなにたくさん造れないし、無理もしたくない。無理をすると何かがおかしくなるさね。
自分の作る酒に自信がある。酒の値段は造り手が決めた価値。
その価値を理解してくれるところじゃないと、酒を出さない。
そんな話を聞きながら、瑞光を飲ませてもらった。
コクとキレのバランスがよく、芳香が飲み干したグラスの中からも湧き出る。
森山:「社長、これ売って下さい。」
社長:『あんたには売らんさ』
森山:「なぜ?」
社長:『あんたは美味しいといってくれたから、売らない、あげる。』
社長:『あ、そうだ、写真も送りなさいよ。』
といって1本持たせてくれた。
宮古空港出発待合室売店には限定商品でサシバという銘柄があるさ。たくさんほしかったら帰りに空港で買いなさいね。
淡々とだが、社長の語る言葉には重みがあって、酒へのこだわりと思い、そして愛情を感じた。


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