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編集部おすすめうちなーむん 今月のおすすめ品
2004

8月 マンゴー
9月 ゴーヤーパック
11月 厳選 読谷生紅いも
 
vol.1 完熟マンゴー
「うちなーむん」とは“沖縄の品々”のこと。このページでは、沖縄県産品の通販サイト「美ら島市場」に掲載されている、人気のうちなーむんを毎月ご紹介していきます。
この時期、那覇空港に行くと、マンゴーの箱を両手に抱えた若い女性を沢山見かけます。
トロピカルフルーツの女王、マンゴー。
夏の沖縄土産としてすっかり定着した感もあり、『美ら島市場』にも毎年沢山の注文が入るマンゴーの魅力を一言で表すなら、それはやっぱりあの味と香り。
艶やかな黄色い実からしたたる甘い蜜。口に入れた瞬間、ジュワ〜とひろがって、つるりと喉をすべりおりる。
つるりとひやり。その感触がなんとも心地良くて、ついつい、あと1口、もう1口…となるのです。

とはいえ、実は私、今回の取材をするまで沖縄県産のマンゴー(アップルマンゴー)って食べた事がなかったんです。なんとなく、マンゴーって青臭くてエグみがある様な気がして敬遠していたのです。
が、しかし。今回の取材で、すーっかり目から鱗が落ちましたね。先にも書きましたが、あのつるりとした食感、溢れる甘い密…。こんなに美味しいものを、どうして敬遠していたんだろう? マンゴーの味を知る事で、確実に私の人生における幸せ度は5ランクぐらいアップしましたね。コロンとした形も可愛いし、赤紫色の皮は宝石みたい。キッチンに置いておくと、甘い香りが漂って食べる前から幸せ。味ヨシ、見た目ヨシ、香りヨシのマンゴー。「フルーツの女王」と呼ばれるのも納得です。

採れた手のマンゴー
美味しそうに熟れた色
すっかり熟した実は、甘みたっぷり

マンゴー農園の道子さん
マンゴーは環境の良い具志頭村で育てられています
ビニールハウスの前で、道子さんと。
大切な実に、丁寧に袋がけ
そのとびきり美味しいマンゴーを『美ら島市場』に提供して下さっているのが、沖縄本島南部具志頭(ぐしちゃん)村の農家、東江道子(あがりえみちこ)さん。はにかんだ笑顔がなんとも可愛らしい、一緒にいるとこちらまで笑顔になってしまう、あったかい方です。15年前にご主人がマンゴーの栽培を始めて以来、ご家族でマンゴーを作りつづけています。

道子さんのマンゴー農園は、具志頭村の道路沿いにあります。道路沿いといっても、通り過ぎる車はごくわずか。緑が青々としていて、車で少し行くと海が見える、のんびりとした雰囲気の土地です。マンゴーというと宮古島がやや有名ですが、具志頭村のものも負けていません。この辺りの土壌はサラサラとした水はけの良い赤土で、マンゴー作りにとても適しているのだそうです。また、具志頭村は山羊が美味しい事でも良く知られています。ミネラルをたっぷり含んだ海風に育てられた草を食んで、肉がとても柔らかくなるのだそうです。

道子さんに案内され、ビニールハウスの中に入ってみました。
が、ビニールハウスの中はとても蒸し暑く、5分も経たないうちに汗びっしょり。これには道子さんも堪らなかったらしく、汗をふきふき「あきさみよー」を連発していました。この暑さを避けて、収穫は普通、まだ気温が低い朝の早い内に家族総出で行うのだそうです。

ビニールハウスの中には、袋がけされたマンゴーがいくつか。大事に大事に保護されて、熟する日を待っていました。


「マンゴーはね、とっても手がかかるの。日焼けをするとつけ根から腐ってしまうから、こうして1つ1つ袋がけをするの。収穫が終わったら、今度は土の手入れと枝の剪定。冬になったら、ハウスにビニールをかけて気温を保たせる。花が咲く2月から3月にかけては枝を紐でくくって天井にかけたり…する事がとても多いの」

たった1個のマンゴーに袋をかけるのならいざ知らず、ひと夏で数トンのマンゴーを出荷するのだから、その袋がけの手間たるや考えただけで気が遠くなりそうです。
年に1度の収穫(6月末〜8月)のために行う、無数の作業。収穫までの手間と気配りを考えたら、他のフルーツに比べてマンゴーが高価な理由も納得。まさに「女王」のように、大切に大切に育てられているのです。

だからこそ、花が咲いた時と収穫の時の嬉しさは格別。これまでの苦労なんて軽く吹き飛ばしてしまうと道子さんは言います。

「マンゴーの花って見た事ある? ピンク色のとってもきれいな花。ハウスの中いちめんに咲くの。今度、見に来たらいいよ」

今年、沖縄本島はマンゴーの当たり年。味もとびきり美味しく、梅雨の時期に雨があまり降らなかったせいで、実も大粒ぞろい。

「そのまま食べても美味しいし、ジャムやプリンを作っても美味しいよ」

道子さんが丹精こめてつくった宝石の様なマンゴー。甘みと酸味のバランスが絶妙なつやつやの実を、この機会にぜひ1度、皆さまもご賞味あれ。「天にも昇る気持ち」をともに味わいましょう。

多くのマンゴーに、一つ一つ袋がけを行います
収穫時期は苦労の報われる日。
たわわに実ったマンゴー。大事に箱に詰められていきます
皆さんもぜひ夏の味覚を、味わってください
●関連リンク
・『美ら島物語』マンゴーゼリーのレシピはコチラ
・マンゴーの切り方はコチラ
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