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「マンゴーはね、とっても手がかかるの。日焼けをするとつけ根から腐ってしまうから、こうして1つ1つ袋がけをするの。収穫が終わったら、今度は土の手入れと枝の剪定。冬になったら、ハウスにビニールをかけて気温を保たせる。花が咲く2月から3月にかけては枝を紐でくくって天井にかけたり…する事がとても多いの」
たった1個のマンゴーに袋をかけるのならいざ知らず、ひと夏で数トンのマンゴーを出荷するのだから、その袋がけの手間たるや考えただけで気が遠くなりそうです。
年に1度の収穫(6月末〜8月)のために行う、無数の作業。収穫までの手間と気配りを考えたら、他のフルーツに比べてマンゴーが高価な理由も納得。まさに「女王」のように、大切に大切に育てられているのです。
だからこそ、花が咲いた時と収穫の時の嬉しさは格別。これまでの苦労なんて軽く吹き飛ばしてしまうと道子さんは言います。
「マンゴーの花って見た事ある? ピンク色のとってもきれいな花。ハウスの中いちめんに咲くの。今度、見に来たらいいよ」
今年、沖縄本島はマンゴーの当たり年。味もとびきり美味しく、梅雨の時期に雨があまり降らなかったせいで、実も大粒ぞろい。
「そのまま食べても美味しいし、ジャムやプリンを作っても美味しいよ」
道子さんが丹精こめてつくった宝石の様なマンゴー。甘みと酸味のバランスが絶妙なつやつやの実を、この機会にぜひ1度、皆さまもご賞味あれ。「天にも昇る気持ち」をともに味わいましょう。
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