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スペシャル。 さとなお
沖縄から出荷するモズクはほとんどが養殖らしい。
養殖と言ってもどこかの池で作っているとかではなくて、ちゃんとキレイな海に植える。だから天然物とそうは味が違わないらしい。で、養殖場をジャングルのようにモズクだらけにして、バキュームホースで吸い上げるのだ。ま、確かに腰曲げてひとつひとつ天然のモズクを採るのは効率が悪すぎるわな。


沖縄の海を空から撮った写真で、ところどころ海が黒ずんでいることがあるでしょ。
そういう写真を見たらモズクを疑ってほしい。モズク養殖場の可能性が高い。海の下にモズクがワラワラ群生しているから黒ずんでいるのである。


ま、そんな話は置いといて、いよいよ天然モズク採りである。
3月〜5月の時期、沖縄を訪れるなら是非試してみてほしい。思わず夢中になるくらい面白いぞ。美ら島物語編集部のbambiiさんは夢中になってずっと沖の方までひとりで行ってしまった。おーい!……って声も届かんわい。帰ってこーい!

■■■天然モズク採り■■■
■時期・時間・場所
  3月〜5月。干潮の時間帯。
砂地にサンゴのかけらが転がっているきれいなビーチ。地元の人に聞けばどこで採れるかすぐわかる。
ボクたちは小浜島の細崎集落の近く、民宿「ぱなぱな」のすぐ前の浜で大量に採った。
■準備するもの
  ●穴を開けたビニール袋か網(海水を多く含むので、海水が漏れるようにしないと重くてかなわん)
●マリンブーツ。履いた方がベター。サンダルでもなんとかなる。
●採ったモズクを持って帰るための袋(ペットボトルがいいかも)
●日焼け止めグッズ(思わず長時間採ったりするので、対策は万全に! 「美ら島物語」のウェブマスターの奥さんは足に日焼け止めを塗り忘れたまま夢中になってジーパンが履けないくらい腫れたらしい…)
■採り方
  くるぶしあたりの深さでもいきなりモズクが漂っている。
サンゴのかけらや石に根を張っているようだ。モズクは「藻につく」が語源と言われているくらいで、本州ではホンダワラ類の海藻につくようだが、オキナワモズクはサンゴのかけらにもつくのである。近くで採っていたおばあは「こうして手をモズクの下に入れて軽く手を上げるでしょ、そしたら手についてくるから、それを採るの。根こそぎ採らないようにねー」と言っていた。
ま、3分もあればコツはつかめる。
大事なのは、採って袋や網に入れる前に、モズクについている海藻や石、砂をある程度取り除いておくこと。これをしとかないと後処理で苦労する。さっと海水で洗うだけでずいぶんキレイになる。
■後処理
  家まで持って帰るために(せっかく採った天然モズク、我が家まで持って帰りたいよね)塩漬けにしよう。塩漬けにすれば1年は軽く持つらしい。やり方は簡単。まずもう一度注意深く海藻やゴミなどを取り除き、全体重量の10%くらいの塩をまんべんなく混ぜ込む。それだけ。このときの注意点は「水洗いしないこと」。海水で洗うのはいいが、真水につけるとモズクがカビなどにやられる可能性があるらしい。
で、ペットボトルやタッパーに入れて家まで持って帰る。塩なしで持って帰ると腐る可能性があるので注意。

家に持って帰ったら、ザルにモズクを入れてまた10%くらいの塩を振り、塩もみをする。ギュッギュッと揉むとアク(現地ではヨダレと呼ぶ)が出る。それを取り除き完成。食べる前に水で洗って塩抜きするだけ。1年は確実に「自分で採った天然モズクが楽しめる」のである。


まー、なんて楽しいんざましょ!





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