「ニワトリ牧場」後にして、「ホテル友善」跡の丘へ。今は廃業しているホテルの跡地のこの丘は、塩屋湾を一望できる絶景の場所。「自然豊かな大宜味村の風景をまずは見ていただきたい」という加力さんのお心使いが嬉しい。まったく、加力さんのガイドがなかったら、こんな場所知ることも無かったなあ。望遠鏡や東屋らしき場所が残る「もと展望台」から海を眺めていると、前日までの都会のあわただしい生活の影が遠くへ薄れていき、ようやく沖縄に来たという実感が沸いてきた。
そして、丘を下り、さっきまで眺めていた塩屋湾へと移動。塩屋漁港を見学する。プレハブの小屋がいくつか連なり、中をのぞくと生け簀が並び、若い女の子が丁寧に手作業で海ブドウを洗っている。塩屋漁港では、海ブドウの養殖が盛んなのだそうだ。
せっかくなので、この後にお邪魔する平良さんへのお土産に、海ブドウを買う。海ブドウは、水気をよく切ると長持ちするらしく、プラスチックのカゴの様な小さな水切り器で丁寧に水を飛ばしてくれる。
「白っぽいものではなく、緑色が濃いのが新鮮でおいしいんですよ」と海ブドウを一房差し出してくれた。これが、今まで知っていた海ブドウとは全く違って、プリプリ、パツパツ。ほのかに海水の塩気が利いているのが良い。
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