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南風食堂の沖縄ごはん旅 〜長寿をつくる食と暮らし・大宜味、宮古、石垣を訪ねて〜
南風食堂の沖縄ごはん旅 沖縄レシピ ごはん旅に登場するお店 キーワード集
丘を下たところには、塩屋湾が。
晴れた日の眺めは最高
塩屋漁港と大宜味道の駅でお土産を 

「ニワトリ牧場」後にして、「ホテル友善」跡の丘へ。今は廃業しているホテルの跡地のこの丘は、塩屋湾を一望できる絶景の場所。「自然豊かな大宜味村の風景をまずは見ていただきたい」という加力さんのお心使いが嬉しい。まったく、加力さんのガイドがなかったら、こんな場所知ることも無かったなあ。望遠鏡や東屋らしき場所が残る「もと展望台」から海を眺めていると、前日までの都会のあわただしい生活の影が遠くへ薄れていき、ようやく沖縄に来たという実感が沸いてきた。

そして、丘を下り、さっきまで眺めていた塩屋湾へと移動。塩屋漁港を見学する。プレハブの小屋がいくつか連なり、中をのぞくと生け簀が並び、若い女の子が丁寧に手作業で海ブドウを洗っている。塩屋漁港では、海ブドウの養殖が盛んなのだそうだ。
せっかくなので、この後にお邪魔する平良さんへのお土産に、海ブドウを買う。海ブドウは、水気をよく切ると長持ちするらしく、プラスチックのカゴの様な小さな水切り器で丁寧に水を飛ばしてくれる。
「白っぽいものではなく、緑色が濃いのが新鮮でおいしいんですよ」と海ブドウを一房差し出してくれた。これが、今まで知っていた海ブドウとは全く違って、プリプリ、パツパツ。ほのかに海水の塩気が利いているのが良い。

アジアの市場のような「大宜味道の駅」新鮮な島野菜も充実道の駅の中で、お昼ご飯に沖縄そばをを注文
小腹が空いてきたところで「大宜味道の駅」を見学。「道の駅」とはその土地土地の特産品を集めて販売する場所。シークヮーサーのジャム、ジュース、やんばるで育てたお茶などの大宜味村の特産品、島野菜などが建物の中はもちろん外にもずらりと並んでいる。パパイヤやパイナップルがガーンと積んである風景は、TVなどで見るアジアの市場を彷彿させる。今晩の食事用に、うりずん豆(四角豆)などを買ったあと、この旅初のお昼ごはん。道の駅の中の「黄金亭」という定食屋で沖縄そばを食べる。加力さんが食べている魚汁、編集部の高橋百合香さんが食べているみそ汁(沖縄のみそ汁は具だくさん!)もおいしそう。
お店を出たところに真っ赤な体の子供の像があった。「ぶながや」というらしい。大宜味村のHPによると、ぶながやは「平和と自然を愛し、森や川の恵みを巧みに利用し、時折私たちにその姿を見せてくれる不思議な生き物。第二次世界大戦以前は、沖縄のほとんどの村で暮らしていたが、今はここ大宜味村にしか生息していない」そうだ。

今では大宜味村にしか住んでいない…という事は、大宜味村は沖縄の中で一番平和で緑豊かで、昔の人の素朴な心や人情が息づく村…なのかもしれない。

ぶながやと記念撮影
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