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| 名護のヒンプンガジュマルの近く。入り組んだ路地の一角に「新山食堂」はある。創業100年以上の老舗。少し古びた店内は、隅々までそばの香りが染み込んでいるよう。そばはもちろんだが、店自体に何ともいえない味があり、食べる前からおいしい気分にさせてくれる。 |
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麺 |
平麺 |
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スープ |
鰹ベースのあっさり味 |
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こんな人にオススメ |
老若男女全ての人に! |
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そばには色々な種類があります。「ソーキそば」に「三枚肉そば」に「もずくそば」に「てびちそば」、「味噌そば」、「野菜そば」。もっとありますよ。その中でてびちそばというのを、豊里実令は本当に好きじゃなかった。3年前までは。いや、2年前までも。だが好きになるきっかけを作ってくれたのが、新山食堂のお姉さま。三代目の女将である。
てびちを食べた時に、てびちがあんまり苦手な実令でさえも最高だった。てびちを美味しいと思ったとたん、沖縄中のてびちそばを食べ歩いた。
4、5日前に新山食堂に行ったら、女将が覚えていてくれて、もってきた新山のてびちそばは、スープを飲むとその麺とスープの一体感が一発でわかる。よく煮込まれているなぁと思った。女将曰く、スープとてびちの煮込みはなんと8時間。8時間、とろとろ煮込んだてびちが3個、丼の中に入っている。
食べ方を色々と研究してみましょう。割り箸でてびちの骨をスコン、スコン、スコンとしごくと骨がなくなります。それぐらいスコンと抜けます。抜けたら箸でバチンと挟んで口の中にほおばる。すると口の中に豚の皮と中の肉、ゼラチンが本当に混ざっておいしい。満足感がいっぱい。皮は弾力性があって、大げさに言えば、コシのある麺を噛んでいる様な気がする。その皮と中のゼラチン状のものと肉がいい様に重なり合って、てびち嫌いな人でも「好き」って言わせるぐらいの自信がある。てびち嫌いな人はまず、新山のてびちを食べてくれ、てびち好きの人も新山のてびちを食べてもっともっとてびちの良さがわかって、てびちに対する考え方が変ってくるはず。絶品ですなぁ。美味い。
あと一つの食べ方は、丼の中のてびちを口に一気に放り込む。すると今度は骨の硬さが噛む事によって、歯にあたる。骨をプッと1個飛ばす。飛ばしたら固さが前よりは柔らかくなる。そしてまた1個飛ばす。それを二度、三度、四度ぐらい飛ばしながら食べるこの楽しさ。骨と皮と肉の噛み応えを楽しんでから、食道にスコンと落とす。これぞまさしく実令の新山食堂のてびちそばの食べ方だね。
残った最後の一つはお好きなように食べてください、とそんな感じだね。
また、てびちとスープの味がしみこんだ平麺もぴったり。平麺がそれほど得意じゃない実令も、これは絶品だと思いましたね。

てびち、そして、平麺とは美味しいものだなぁ…と衝撃を受けました。長時間煮込んで飴色になったてびちと、あっさり味の鰹ベースのスープ。この2つをきしめんの様な麺が受け止めて、口の中に旨みがじわ〜っと広がるのです。実令さんも言っているように、本当に豚の臭みがないので、豚はちょっと…という方にも、ぜひ食べてみて欲しいです。(助手) |
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