真っ赤な夕日が海の向こう側に沈みかけ、潮もしだいに満ち始めました。座っている岩肌が昼間の余韻を残し、まだあったかく感じられます。ザッザ ザー ザーと足早に潮は岩高くまで上がり、私のすぐ近くまでやってきました。ピッチョン、ポッチョンと岩にぶつかり合う波の音を聞くのも、心地よいものです。岩の下の魚やカニたちも忙しそうに泳ぎまわり、私がみているのもまったく気づいてくれません。しばらく魚たちの動きに目をやっていると、いつしか波の音だけが聞こえるようになりました。ほんとに昼間の暑さはどこへやら。
さて、以前はハママーチも浜辺でたくさん自生していたものですが、今はもうほとんどその姿を見ることはできなくなりました。珍しくも数年前、少しばかりの株とめぐり合うことができ、その株から大切に一枝を持ち帰ることができました。たった一枝から挿し穂でどんどん増やし続け、今では友だちや知人などに分け合うまでになりました。 |
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*リュウキュウヨモギ
(学名)
Artemisia campestris L.
(地方名)ハママーチ
(薬効)疸石 扁桃腺炎 糖尿病 腎臓病 解熱作用
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