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安全への取り組み

整備部門の安全への取り組み

●整備部門
整備部門は、以下の4部、1室の組織で構成し、それぞれの部・課間で連携を取りながら、安全運航と定時運航並びにお客様が快適に空の旅を満喫できるよう、日常の航空機整備に携わり、品質の高い航空機を提供しています。

 

整備部門組織図


組織・人員(2010年7月1日現在)

役員
整備部門総括
1名 
役員付
プロジェクト業務
1名 
監査室
整備品質監査

3 名 

整備管理部
整備作業計画/施設設備・部品計画
35 名 
技術部
技術計画/整備技術サポート
19 名 
品質保証部
品質管理/整備訓練計画
16 名 
運航点検整備部/各空港支店整備
定例・非定例整備
238 名 
 
313 名 

 

●航空機の整備について
整備とは、安全で快適な運航を行う為に航空機の品質を維持向上させる為に行うサービシング、検査、点検、修理、改修等の作業をいいます。種々の整備作業を実施する為に、その作業の目的に応じて、深度・頻度の異なるいくつかの機会( 整備段階 )が設けられています。

メンテナンスセンターでの定例整備風景(ドック整備)
サービシング

燃料補給、潤滑油補給、クリーニングなど、航空機の運航に必要な消耗品の補充を行い、保守する作業。

検査

航空機の状態が正常であるか、不良状態がないかどうかを調べる作業。

点検・試験
航空機の状態及び作動を確認する作業。運航時と同じ方法で単に働かせる作動試験と詳細な機能を調べる為に測定器などを用いて行う機能試験が有る。
修理
飛行中や地上での点検中に発見された不具合状態をもとの機能または強度を持つよう回復させる作業。一般 に、部品・装備品の不具合は交換作業が行われ、交換された部品・装備品は、専門の工場へ送られ整備が行われる。また、機体構造及び配線や配管はその場で修理作業が実施される。
改修
航空機や装備品の原設計を変更する作業。航空機及び装備品の不具合の是正や、メーカーがより信頼性の高いシステムを開発し変更を推奨した場合などに実施される。
整備の段階
飛行間点検( T 整備 )
航空機が着陸してから次の飛行に出発するまでの間に実施するもので、飛行による損傷の有無や、飛行により消費、消耗されるものの点検・補充を行います。その他に燃料の補給・機体のクリーニング等出発態勢が整った事の最終確認を行います。また、パイロットから飛行中の不具合の報告があった場合は、修理作業が実施されます。

定期整備
定められた飛行時間間隔で実施される整備で、間隔の短い順に以下の段階を設けています。
 
・A整備 航空機の状態確認を目視検査や一部試験を中心として実施します。
日常の飛行前点検よりも更に詳細に健全性を確認するものです。発見された不具合は、部品の交換や修理によって是正されます。
・B整備 A整備よりもさらに広範囲に点検やサービシングを実施するもので、時間で管理されている部品の交換・点検用パネルを開けて内部の状態確認・一部システムの作動試験・機器を使用してのエンジンの内部検査等が実施される。
・C整備 機体の配管や配線・動翼を動かす為のケーブル・機体構造の検査等が詳細に実施され、不具合の認められた部品は交換及び修理作業が実施される。また、故障等を未然に防止する為に、テスターを使用して各種システムの機能試験が実施される。
・SI整備 一般にオーバーホールと呼ばれているもので、機内の内装や装備品を取り外し機体を隅々まで詳細にチェックする最も深度の深い定期整備です。

定期整備の間隔(例)
 
A整備
B整備
C整備
SI整備
737-400
300時間
1,250時間
4,000時間
24,000時間
※時間は飛行時間


エンジンの整備風景(ショップ整備
●品質管理

航空機材の品質は、その使用に適した整備方式及び整備基準の設定を行なうと共に、品質状況を継続的にモニターし、信頼性阻害要因を除くための改修や改善策を講ずることによって維持向上が計られる。 これらの業務は、内部や外部からの情報を取り入れながら体系的に行われて、その結果 として、安全で、かつ快適な航空機を定時に運航することができます。

 

●整備訓練

航空機の整備作業を正確・迅速に行うことができ、さらに応用業務も処理できる能力を身に付けるために、新入社員訓練の後、段階的に3課程に分けて、整備士の養成を行います。 各課程は、実務訓練と実務補完訓練の2つからなり、OJT 方式(ON THE JOB TRAINING)と講義方式により実施されます。 又、この養成課程中、必要な国家資格(1等航空整備士、航空工場整備士、航空無線通 信士等) の取得を行っています。

 

●整備士養成訓練体系

入社後の
経過年数
0年        1年   2年    3年    5年   6年   8年    10年〜
養成課程
新入社員
養成課程
初級整備士
養成課程
2級整備士
養成課程
1級整備士
養成課程
1級整備士
対象者
新入社員
入社後1年
初級整備士
2級整備士
訓練内容
 新入社員訓練
  ・ 整備士の基本
  ・ 安全教育
  ・ 航空機概要

 実務訓練
初級実務訓練
共通基礎訓練
部門内基礎訓練
品質保証初級訓練
2級実務訓練
2級機種別専門訓練
品質保証中級訓練
1級実務訓練
1級機種別専門訓練
品質保証上級訓練

・初級整備士
主に基礎的な技量を必要とする作業を正確に実施します。
・2級整備士

一般的な知識・技能を必要とする作業を効率良く、正確に実施します。

・1級整備士

高度な知識・技能を必要とする作業を効率良く、正確に実施し、機材品質をより向上させる事ができます。又、1等航空整備士など国家資格を取得し、社内審査に合格すれば確認主任者としてより高度で複雑な作業、判断も実施できます。

国家資格

・ 1等航空整備士
  航空機の型式毎に試験を受け取得し、整備全般に渡る作業の確認ができます。
  737型式、 747-400型式、 767型式、 777型式、 ERJ-170型式、 CRJ-200型式、 DHC-8型式
・ 1等航空運航整備士
  航空機の型式毎に試験を受け取得し、飛行前の点検やタイヤ交換などの軽微な作業ができます。
  737-400型式、777型式
・ 航空工場整備士
  格納庫で航空機の部品の組み立て、修理などができます。
・ 航空無線通信士
  航空機の操縦室などで無線機器を使い通信が出来ます。

 
社内資格
国家資格を取得した者を更に訓練し、社内審査により、合格した者へ社内資格を与えています。

 

●他社機の整備
JTAでは、これまで培った能力を最大限に活かし、JALグループの定期整備及び運航整備や外国エアラインの運航整備を実施しており、カストマーからの高い信頼を戴いております。



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