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機材面でも、JTAでは次のような装備を行って、運航乗務員を支援する体制を整え、安全運航を支えています。
(1)Traffic Alert and Collision
Avoidance System (TCAS/空中衝突防止装置)
TCASは、衝突の危険性がある他の航空機が近くを飛行しているときに、パイロットに危険を知らせたり、回避操作を指示する装置です。
TCASを装備する航空機は他の航空機に質問電波を発し、質問電波を受けた航空機は応答電波を返します。TCASは応答電波から相手機の位置(距離と方位)と高度差を計算し、それを操縦室の表示装置に表示します。 また、相手機の進路を予測し、45秒以内に衝突の可能性が迫ると警報を発し、さらに衝突の可能性が30秒以内に迫ると回避操作を指示します。警報や回避操作は操縦室の表示装置に視覚的に表示される他、操縦室のスピーカーから音声で流れます。
JTAではB737-400型機全機にこのTCASを装備しています。
(2)Ground Proximity Warning
System(GPWS/対地接近警報装置)
GPWSは、航空機が不用意に地面や海面に近づいた場合にパイロットに警報を発する装置で、在来型(GPWS)と機能強化型(Enhanced
GPWS)があります。 在来型のGPWSは今から四半世紀前に開発されましたが、電波高度計を利用するもので、地面
や海面への接近率が危険な程に大きい場合や、フラップや脚が着陸形態になっていないのに異常なほどに低高度を飛行した場合に音声でパイロットに警報を発します。
GPWSは多くの国で装備が義務づけられましたが、これにより不用意に地面や海面
に衝突する航空機事故は世界的に激減しました。しかし、この装置は、航空機が避けられないほど急激に競り上がって来る斜面への衝突や、着陸進入中に滑走路の手前に衝突してしまう事故には有効でないという弱点がありました。 在来型のGPWSの弱点を補うために開発されたのが機能強化型のGPWS(Enhanced
GPWS,
E-GPWS)です。E-GPWSは、ほぼ全世界の地形や、空港の位置と周辺の障害物を記憶しており、GPSなどを利用して得られる正確な航空機の位置と重ね合わせて、山岳との衝突や空港近辺以外の場所での低空飛行をパイロットに警告するものです。 JTAでは737-400型機全機にこの機能強化型のGPWS(E-GPWS)を装備しております。
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