「うりずん」とは旧暦2月から3月にかけてのころを指す言葉。ちょうど、大地が潤って稲の植付けに適した時期。春が終わり、夏の到来を知らせる言葉なのですが、響きがとても良いですよね。うりずん、うりずん、うりずん♪ と思わず口ずさみたくなります。
この句は、3月のある日曜日。前の晩から降り続いた雨がやんだ瞬間を詠みました。
道の上にはいくつもの水たまり。
午後の日を浴びて、キラキラ輝いている。
その光景は、まさに“大地が潤っている”という表現がピッタリで、新しい季節の到来を予感させるのに十分。一年の中で夏が最も好きな私は、嬉しくなり、冒頭のように、
うりずん、うりずん、うりずん…と口ずさむのでした。
4月。たっぷりと潤った大地が、強くなる日差しとともにだんだんと熱を帯びていきます。
もうすぐ、沖縄に夏が来ます。(百合香)
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