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中村美絵の
住めばうちなー
ワタシ的発見
『さんぴん茶について』
沖縄に暮らしていて、ありがたいなと思うことは、飲み物の値段が安いことです。
時々、出かけて自動販売機で飲み物を買おうと思うと、缶ジュースは100円や110円です。内地では120円で買うのに慣れていましたが、今では120円の自動販売機を見かけると何だか損をしたような気分になります。
そんな沖縄の自動販売機は、ホットコーナーのないものが多いです。
冬にはほんの一部がホットになりますが、その比率はやはり他の地域と比べると少ないなと思います。
そして、沖縄ではどの自動販売機でも、さんぴん茶は売っています。どこのメーカーからもさんぴん茶が販売されていますし、スーパーでは水出し用や煮出し用のさんぴん茶も販売されています。
もちろん、ホットのさんぴん茶も売られています。
さんぴん茶と言う名前、私は「ジャスミン」がどうにか変化してそんな呼び方になるのかと思っていましたが、そんなはずはありません。
中国でジャスミンの香り付けしたお茶を「香片(シャンピエン)」と呼んでいたのが沖縄で「さんぴん」と呼ばれるようになったそうです。とてもかわいい呼び名だと思います。
誰にでも飲まれるお茶といえば、私にとっては緑茶や麦茶というイメージがあったので、さんぴん茶は味はそんなに気になりませんが、
香りが強くて、とても独特な感じがしました。
多分、あの香りが苦手な人もいるかもしれませんね。
でも、不思議なことに、沖縄で暮らしていると、喉が渇いたときにさん
ぴん茶の香りと味がはピッタリだと思うようになりました。
そして、いつでも身近にあるさんぴん茶に慣れてしまった今では、食
堂などでふと出されたお茶を飲んで麦茶だった時に驚いてしまうの
です。