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中村美絵の
住めばうちなー
ワタシ的発見
『ウチナータイム』
私は、友人の待ち合わせでもいつも時間ギリギリになり、人を待たせることが圧倒的に多かった気がしますが沖縄では、待つ方が多いような気がします。
例えば、飲み会の約束の時間が決まっている時、以前は時間ギリギリだったら慌ててお店に行っていました。でも、沖縄では時間通りだと誰も来ていないことがあります。
時間を間違えたかもと心配になっていると、少し遅れて1人、そしてまた1人と全員が揃うのは1時間後、もしくはもっと後ということもあります。
これがいわゆる「うちなータイム」。
それにしても、1人揃うたびに乾杯するので、飲み会で一体何回乾杯するかわかりません。
これまでの私の経験から言うと、約束していて時間通りに来ないと、何かあったのか心配になりそうですが、人が揃っていなくても特に気にする様子もありません。
そして、1時間も2時間も遅れて来たとしても、別にその時間に来るのが当然だったかのように何のぎこちなさもなく場にあっという間に溶け込んでいきます。
多分、沖縄の人の約束は、時間は関係なくその場に「行く」ということが重要なのだと思います。
だから、待っている方は「きっと来るから気にしない」し、遅れて来た方も「約束どおり来たんだから、気にしない」。
確かに、この場で出会って過ごす時間を楽しむことの方がずっと大切で、それに比べれば時間なんて大したことではないのかも。
こう考えると、人づきあいでも、私は小さいことを気にしすぎなのかと思うほど、周りの人は心に余裕があるように感じるのです。
さて、こんな「うちなータイム」に何となく慣れた私は、人を待つことにはとても寛容になった気がします。ただ、自分が待ち合わせ時間ギリギリに約束の場所に着くと、相変わらず慌ててしまいますが。
でも、もちろんいつでも「うちなータイム」が通用するわけではありません。以前、不動産屋さんが物件を一緒に見に行く約束をしていた人が1時間遅れて、とても困ったと言っていました。
やっぱり、待つ方と待たせる方に、ある程度の信頼関係が必要なのだと思います。