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時刻表を片手に自宅の電話口へ向かって「誕生日に南の島へ行きたいのですが」と言ったのは梅雨入り前のことです。
今年の妻の誕生日のお祝いは沖縄で、と決めていました。
どうせならトコトン南に行ってみたくなります。
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波照間島の景色と星空はすべてがロマンチックでした。あふれるような星を都会で見ることなんてできません。時間を忘れて見入ってしまいました。
民宿へ戻ると、三線の音が聞こえてきます。島の若者たちが座敷に集まっておしゃべりをしていました。気づけば、その輪の中に入っていました。島の歌のこと、踊りのこと、泡盛のこと、都会では感じることのない人間味のある世界も感じます。 |
名残惜しいのですが、次の日には竹富島へ行くことにしました。
偶然にもその日はお客さんが2人だけでした。珊瑚礁に囲まれた八重山の島々の空からの景色は、RACの機長さんからの最高の誕生日のプレゼントになりました。機長さんは今日が誕生日だなんてたぶん知らないでしょうけど。
南の島では飛行機までもが人間味があふれています。
竹富島の民宿の女将さん率いるコーラス隊が歌ってくれた「ハッピー・バースデー」は、手づくりのぬくもりが何よりも伝わるぬちぐすいでした。
「来年もやっぱり沖縄に行かなくてはならないな」
そう思っています。 |
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