美ら島物語
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ぬちぐすい
かずちんさんからのお便り
 
ぬちぐすい 夏好き、島好きな私…。
もちろん初めて来てからというもの、
沖縄は私の心を掴んでしまった!


来沖三回目にして初の八重山一人旅を決意!
何故なら不安も顧みず、私の心を奮い立たせて止まない光を放っている島があったから…。


それは小さな島…鳩間島。

ただでさえ旅慣れない私の不安をよそに、悪天候…。
やっとの思いで西表まで辿り着いたものの、鳩間を目前に路頭に迷っていた私を拾い、
島まで渡してくれたのは鳩間が故郷というおばさんだった。


念願の島に着くと宿に滞在するのは私一人。ぽつんと夕食を取る私に、「お酒呑みましょ〜!」と声をかけてくれたのは、建築仕事で来ているおじさん達。輪に入れてもらい、楽しいひと時…。話を聞けば、人口の少ないこの島にまた一つ明かりが灯っためでたい落成日との事だった。


次の日、浜を散歩していると、前日とは違う建築業のおじさんが「暇なら働け〜!」と一緒に浜で蛤拾いをし、今度は「仕事手伝え〜!」と前日聞いた家に着いて行く事に…お家に着くなりびっくり! そのお家は西表で助けてくれたおばさんの家だった。聞けば今は住んでいないこの島に、自分や兄弟がいつでも帰って来れるようにと建てたらしい。



「小さいけどいい島よ〜!」と故郷の島をこよなく愛しているそのおばさんに、見ず知らずの旅行者である私に陽気に接してくれたおじさん達に、小ささにも人口の少なさにも負けないほど大きく広く包み込むこの島の温かさに…共同作業で拾った蛤に感謝と敬意の気持ちを込めておばさんに手渡し、この島をあとにした私でした。
ぬちぐすい
ぬちぐすい



小さいけれど大切で大きなものを教えてくれた私の恩師的な島…。


島で触れた自然・生活、そして人達が私にとっての大きな“ぬちぐすい”…。




これからも、もっともっと大好きな沖縄の島々を巡ることでいろんな事を学んでいきたい…そして、またいつの日かこの島を訪れたい…。
郷愁にも似た想いに駆られつつ、今年は何処へ…?
一人旅に目覚めた、まだまだ未熟な私の旅は続いて行くでしょう…。




あなたのぬちぐすい体験お待ちしています。
  




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