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池田卓 Interview
池田卓 Interview

島への想いを・・ 島からの願いを・・

僕は島が大好きなんです。だからほぼ毎月島へ帰っているんですよ。僕の曲は、島を離れた人にメッセージを送りたくて作ったもの。
『島を思い出してくださいね』って唄いながら、自分が帰っていなければ全然伝わらないですよね。
島へ行く、島の風に吹かれる、島を体全体で確かめる。そして島から力をもらって過ごす時間は僕にとって、大切で必要な時間。
だから帰るんです。

八重山の人として
シンガーとして八重山に生まれてよかったなと思うことがあります。それは八重山の音楽の世界には、垣根がないということなんです。「八重山の人」というだけで、仲良くしてくれるし、音楽のことや他の島のこともいろいろと教えてくれるんです。

八重山出身の『大島保克』先輩も、僕を弟のようにかわいがってくれるんです。ある日民謡を歌っていると、保克先輩がじーっと聞いていて、「卓、この言葉はこういう意味だからこんな風に理解して唄ったらいいよー」ってアドバイスをしてくれたり。

保克先輩は、今では人がすんでいない村の民謡を唄うために、村の跡まで足を運ぶんです。船浮よりも奥にある陸の孤島に船で渡って土地を歩き、風景を見つめながら詞と曲の意味を理解しようとするんです。そうやって自分のものにしたことでも、惜しげもなく伝えてくれるんですよ。八重山からみんなで一緒に進んでいこうって。

だから、僕ももっと頑張ろうって素直に思えるんです。
僕より若い人たちが出てきてたときに、僕が持っているものを伝えて引っ張っていけるようになりたいし、そうしなくてはいけないと思っています。




にーにーは頑張るからよ
僕の名前が新聞に載ったり、唄がテレビやラジオから流れるようにうなったので、島の子供たちは僕を憧れの人だと思ってくれています。島に育つと、都会への憧れが強くなっていきますが、島を離れて唄っている「すぐるにーにー」の存在は島の子供たちにとって、まさに希望の星なんですよね。
でも、ぼくは特別な人間ではありませんし、特別なことができるわけでもありません。コツコツと一生懸命生きながら、思いを伝えているだけなんです。だから、もっともっと頑張らなくてはいけないんです。

頑張ったら、「すぐるにーにー」のようになれる。と信じている子供たちの期待を裏切ることがないように。
僕が頑張りつづけている限り、島を出てきた子供たちに伝えつづけたいんです。
『すぐるにーにーも頑張っているから、おまえたちもがんばれよー』って。いつも子供たちが『おれもにーにーみたいになれるように頑張るよ』って言ってくれるように。

そして、島に生まれたことを誇りに思って、島への思いを抱きながら生きてほしいんです。帰る場所があることを忘れずに。

池田卓の生活の中にはいつも島があります。
だから彼の曲のテーマも 島への想いを・・島からの願いを・・

素朴な笑顔がさわやかで、飾らずに自分をさらけ出し、等身大の唄を唄っている池田卓さん。とても眩しく感じました。
島を離れて一人苦労をしてきた彼の笑顔には、生きる強さと島人であることへの誇りが溢れています。

2月の中ごろ池田卓さんと二人、船浮集落へ渡りました。
卓さんのご両親と食卓を交えてのお話をの中からも、卓さんの強さと優しさの源がはっきりとわかりました。
素晴らしい環境と素晴らしい人に育てられた池田さん。
これからますます輝いていくことを確信しました。

心のままに 思いのままに
2005.3.16 Release
心色(こころいろ)

1.ひとつのうた
2.心色
3.おばあちゃんの唄
4.伝えたい
5.十三夜
6.ちゅらりちゅらり
7.島の人よ
8.かんぱい
9.ちばりよー
10.手紙
11.永遠に・・・
12.友よ〜おめでとう〜

全曲 作詞・作曲:池田卓

池田卓:Vocal、三線
石川千草:Piano、chorus
金川哲也:acoustic guitar
久保田・ドン真弘:contrabass、electric bass
新垣・モビたけ・健:drums、percussion
與那嶺理香(Mother Earth):violin
荒川雅啓:keybord

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