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こんにちは、池田卓です。
僕は、西表島の船浮という集落に生まれ育ちました。
西表島は沖縄県に属する島の中で2番目に大きい島ですが、人口は2,000名ほど。そして、船浮という集落は人口が50数名しかいない、とても静かな集落なんです。
それもそのはず、道路がないから船でしか渡れないところで、まさに「陸の孤島」なんです。
まあ、現代社会との間に海があるので、手付かずの自然が多いことが最大の魅力だと思います。
イリオモテヤマネコがはじめて発見されたのがこの船浮なんですが、発見したのは僕の父。自然たっぷりの陸の孤島だからめぐり合えたのでしょうね。
僕が生まれたとき、船浮の空に8年ぶりにに鯉のぼりが泳いだそうです。久し振りの子供、久し振りの男の子の誕生に集落の人々も大喜び。新聞にも『8年ぶりの鯉のぼり』と、取り上げられたそうです。
小さいけれどマイナスイオンたっぷりの集落の中で、僕はすくすく育ちました。日中は両親ともに仕事だったので、幼児期はいつもおばあちゃんに遊んでもらっていました。
小学校に入ってからは学校で走り回ったり、キャッチボールをしたり。
でも、キャッチボールは相手がいないとできないからさびしくなったりもしました。(壁に投げれば出来ますけどね)
そんな環境の中で、家にある楽器が僕の遊び相手になってくれました。ピアノを小3、三線は小5、そしてギターは中1のときにはじめました。また、11歳のときに学校のクラブで八重山民謡を覚えました。
音楽をやろう!という意識ではなく、音楽と触れ合っていただけなんです。好きな時に、好きな分だけ遊んでくれる、しかも一人でも遊べるから楽しくて夢中になったんですよ。
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