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ウチナ〜ンソウルシンガー 仲田かおり
インタビュー







デビューのいきさつ

歌は子供のころからずっと好きだったので、母の店を手伝いながらカラオケでは毎日唄っていました。
でも、歌手になろうなんて思ってもいなかったんです。

8年前、福岡から帰ってきた時に、BEGINのプロデューサー田中さんと出会ったのですが、そのとき田中さんが約束してくれたんですよね。CDだそうねって。でも、きっと田中さんは冗談で言っているものだとばかり思っていましたので、その後はあんまり気にもとめていませんでした。
でも、ある日田中さんから電話が。
BEGINの曲でユニットアルバムを制作することになったからかおりちゃんボーカルやらないか? って。それで、テープを送ったら私が本当にボーカルで参加することになったんです。びっくりしました。

 

唄
上手く唄うことは意識していましたが、それ以外はあまりなにも考えていなかっのかもしれません。母からもよく叱られましたね。伝えなきゃ伝わらないのよ! お客様が受け取ってくれなければ何の意味もないのよ、って。
そう言われながら、私はわかったようで、何もわかっていなかったんです。
収録が決まり、スタジオ入りした私はそれをまざまざと目の当たりにしました。

CD「琉歌」はBEGINのカバーアルバムということで、ユニットのメンバーも全員八重山出身者。しかもBEGINメンバーの同期生、後輩ばかり。
だから、八重山を愛して唄うBEGINの思いを自分達なりに伝えなくてはって、みんな一切妥協なんかしない。
こんなにも、こだわりながら、戦いながら曲が創られているなんて、思いもしませんでした。
唄を唄えばいいんだと思ってきた私でしたが、そのとき初めて母の言っていた言葉の意味がわかりました。伝えなければ、伝えきれなければ、全く何の意味もないんだって。
ショックとともに反省もさせられましたが、ただ、今回の収録を通して、私はたくさんのことに気づき、たくさんのものを受け取ることができたと思います。

弾いている、歌っているのではなくて、大切に創っている、大切に伝えようとしている。歌手になる私にとって唄うことは伝えることだって、はっきりとわかったのですから。

かおりはね、収録が終わってから唄に対する考え方が全く変ったね。一緒に唄っていても安心できるようになったさ、って母にも言われるんですよ。

 

ユニット「彩風(あやかじ)」
メンバー一人一人の個性を八重山の風に乗せて伝えたい。
また、八重山の美しい海、山そして空、風景を音に乗せて伝えたい。
彩る風 風を彩る
そんな思いが込められているんです。

BEGINの思いを理解している人たちで創りたい。
そんな思いで集まった人々。みんな八重山を愛し、伝えたい人たちが集まり、心をこめて、思いを込めて創りました。
また、今回のCDのジャケットは母が撮った写真を使っていただいているんです。八重山の野山や海を駆けずり回り撮り回っている母。
島を愛している母の目から見た八重山の風景。その風景が彩風のCDイメージにぴったりだ! ということで。

私はこの島が大好き だからこの島からこの島の風を伝えていきます。
いろんなことがありましたが、三十路に入り、肩の力も抜けました。
これからの人生楽しみながら、私なりに島人の思いや島の風をみなさまへお届けしていきたい。そう思います。

いつもいつも
島から南の風を。

よろしくお願いします。

 

島から離れて舞い戻り、挫折と失意の中、故郷に抱かれて元気になった彼女。
島を思い、島に感謝し、島の風景や島人の思いを語り伝える彼女の歌声。
石垣市のメンバーズハナブサで毎日お聞きいただけます。

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