|
アギャーシンカ(アギャー漁をする人たち)は合計24名。朝、といってもまだ、真っ暗闇。日焼けした顔は闇に紛れ、識別できない。母船と4隻のサバニに、それぞれに必要な道具、人員を載せ、出航する。
池間大橋をくぐり、大神島から朝日が昇っていく。私が乗った母船は遅れて漁場についた。4隻のサバニはすでに、何か捕っている様子だ。遠くて分からない。母船に乗っている内間さんに話しかけたが、まるで言葉が分からない。宮古方言を私はまるで知らないのだ。
後で聞いた話、今の時期は、カツオのえさ(生き餌)をまず捕るのだそうだ。宮古島はカツオ漁の盛んな地域である。カツオ漁操業中の4〜9月、アギャーシンカは、ミジュンやグルクンの稚魚などの生き餌も捕るのだ。
4隻の船の動き、それぞれの役割分担、仕事の流れ、水中では何が起こっているのか? まるで分からず。海底の袖網、袋網の位置を確認して、私は邪魔にならないポジショニングを選び、潜ってみることにした。
海人達がつけているタンクは、むき出し(つまりBCが無い。直接タンクを背負う形)。そしてゲージもない。私は、自分のBC、レギをしっかりチェックしてから、海に飛び込む。
|