| 「いのちは海から」。この言葉は沖縄海塩研究所のキャッチフレーズです。昔ながらの自然塩作りにこだわる所長の小渡幸信(おど
こうしん)さんは、塩の研究を始めて27年。 粟国島の悪条件である強い潮風、山がないために強く降り注ぐ太陽光線をうまく利用し、島の清らかな海水からミネラル分を豊富に含んだ自然塩を作っています。 |
| 粟国島の北側の海べりにぽつんとある灰色の大きな建物、これは小渡さんが考案した海水を濃縮するための立体式塩田タワー。穴あきブロックを9.6mの高さに積み上げた塩田タワーの中に16000本の細竹を逆さにつるし、上からポンプでくみ上げた海水を落としていきます。海水が枝から枝へと滴り落ちる間に、無数に開いた穴から吹き付ける潮風によって水分が蒸発され、何度も繰り返されるうちに塩分の濃い海水が作られます。この方法で、海水に含まれる3.5%の塩分を20%前後に約1週間で濃縮させます。 |
| ここから、塩作りの工程が2つに分かれます。1つは平釜で煮る釜炊き法。もう1つは太陽の光だけで結晶化させる天日干し法です。
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