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そして……さっきのオジィの正体は人間じゃなかったのかもしれない? ようやく見つけた「人のいる」小さなレストランに入り窓辺で食事をとりながら、そんな夢想にひたってみた。
沖縄の食材をつかった、優しい味付けの昼食に舌鼓。
心地よい満腹感と共に、焼物の里から花織の里へと移動した。
すぐ隣は米軍海兵隊施設。
空がどこまでもひらけた場所に伝統工芸総合センターはあった。建物は生命力に満ちた緑に囲まれていた。
中に入り、ガラスの戸越しに展示作品を観てまわった。裾部分にだけ花織が施された着物、藍地に白や黄色の糸が浮き上がった、夏の夜に眺める花火のような着尺。触れる近さで見てはじめて品のある華に気付く織物だ。
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