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スケッチ2:宮古島

ペンション華



夕食は、グルクンのフライ、豚と大根の角煮。炊き込みご飯、丸い湯豆腐、すごい、すごい。数々の沖縄料理。食べきれないけど、これだけおいしいと無理にでも平らげてしまう。お茶がまた、おいし〜い。感激しておかわりしてたら、「それ、さんぴん茶だよ。」隣のテーブルのご夫婦が、教えてくれた。ジャスミン茶がブレンドされててるそう、香りもいい。(にこやかで、いい感じ。長年連れ添うとこんな感じが醸し出されるのね。いつの日にか我々夫婦も、そう成りたいなあ。)


勝手にあれこれ思いつつ、パクパク食べてたら、何となく話し始めた。みいが「4年半前に結婚したばかりなんですよ、結婚が遅くて。」と言ったら、なんと、ふたりはハネムーンに来てて「成りたての夫婦」だった! 完全に先入観が裏切られた。そして話が弾んで、隣のテーブルへと、手招きされて移動。澄んだ目をした美しい女性で、もうすぐ野の花の展示をするそう。同い年ぐらいかと思ったら、なんと10歳年上で、またびっくり。


食後に、ぴろろろ…と鳴く鳥を見に、一緒に外へ出た。大きさは鳩とすずめの間ぐらいで茶色。1羽だけで、それも昨日は夜の間中、ずっと飛びまわって鳴いていたらしい。鳥って、鳥目じゃないの?と、素朴な疑問が沸く。


翌朝、約束通り、成りたて夫婦のご主人がNY仕込みのジャズピアノの腕前を披露してくれた。音楽療法を取り入れた整体院を、屋久島でしてるそう。
世の中、いろんな人がいるなあ。


スケッチ2:宮古島 スケッチ2:宮古島
スケッチ2:宮古島 スケッチ2:宮古島
居酒屋「ぽうちゃたつや」


さっき、あんなに食べたのに。


夜の広々とした部屋で、バルコニーに出て星を探し、ベットで飛びはね、とうとう、ひとりをもてあまして、タクシーでおでかけ。
オリオン座がきれい、明日は晴れかな。

マクラム通りをちょっと入り、菊之露酒造手前にある居酒屋「ぽうちゃたつや」。
木のカウンターがいい感じ。泡盛のビンにサンドブラストでマンタが彫ってある。
いいね〜。お座敷にもカウンター上にも木彫りや、板にコテで描いた絵がいっぱい。
興味があるので聞いてみると、近くで工房を持つ人の作品だと、名刺を下さった。


辰哉さんは、かつおの塩辛のおいしい作り方や、ご両親の出身地、多良間島の8月の豊年祭に向けての、気分の盛り上がりなどを話しつつ、さりげなく、「これ食べてみて」って、おつまみを作ってサービスしてくれた。ますます、いい感じ。
お話が楽しくて、いい気になり、11時半の看板まで粘っていた。ごちそうさま。

「ぽうちゃたつや」から帰ると、眠くて眠くて、荷物を開いたまま、「何にもやる気にならんサアー」と、ウトウト。しかし小心者なわたし、4時半くらいにごそごそ起き出して、フイルムを入れ替え、明日と言うより今日?の準備、スケッチに少々手を入れて、色鉛筆を削って。ああ、これで安心。再び夢の世界へ。

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