「18時以降の便は、霧のため運航を見合わせています。」の表示。
焦ってチケットと電光掲示板を見比べる。私の乗るJTA0947便は、17時55分発。
よかった〜。
ベンチに腰掛けて、母か妹に電話でもしようと思ったら、電話が鳴った。
「明日東京に行くよ、ミーティングね。」
その後も、じゃんじゃん仕事やお誘いの電話が。明日は居ないんですよ。
「じゃあ明後日。」
10日ほど東京には居ないんです。
「今、どこにいるの、宮古空港って? エッ沖縄! なんで〜? 私も行きたい〜。いいなあ。」ってきりがない。そろそろ、行かないと。
ここで一泊して、明朝は与那国へ発つからまさに一夜の宿だ。
ホテルの裏手にある居酒屋「八重山村」は気さくなところ、泡盛でのんびり。少し遅れたけど、なんとか飛んだ飛行機に乾杯だ。おなかいっぱい食べて飲んで、さて帰ろうかな。と思ったけれど、今夜のお宿は夜の街、美崎町のど真ん中にあるビジネスホテル。
きらきら輝くネオンに呼ばれ、もう1軒。目の前の、隣のビルのスナック英(はなぶさ)へ。
ここのママは、島の写真を撮っていて私にもたくさん見せてくれた。
娘さんは、最近CDデビューしたグループ、ビギンの曲をカバーしている「彩風(あやかじ)」のボーカル、仲田かおりさんだ。
「島が嫌いで飛び出したけど、いろいろあって帰ってきたらある日、『ああ、帰ってきた〜』と実感して、この島が好きになった。」と美ら島物語の島人インタビューにも書いてあったな。そんな話を直にうかがいつつ、島の人はみんな、島をすごく愛し、楽しんでいるのね、そう実感しながら島の魅力ってなんだろう。と考えているうちに睡魔が…。
夜も更けた。明日も旅が続く。ベッドへ直行、夢の世界へ誘われてきました。
おやすみなさい。
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