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独身最後の一人旅 吉田育子
 12月4日曇り16℃

さ、寒い・・・あまりの寒さで目が覚めた。
昨晩はむしむしと暑くてクーラーを入れて寝たはずなのに。
昨日とはうってかわって北風が吹き出し気温が下がった。
やっぱり私は雨女!?自称晴れ女なつもりだが、私が八重山にくると必ず一度は天気が崩れる。
また今回も・・・今日は船も全便欠航らしい。

バイクで島内一周に行くが横風が強くて何度も倒されそうになる。
ニシ浜に行ってみると昨日とは違った荒々しく白い波が激しく打ち付けていた。

今日はもう一人宿にお客さん!神奈川からきた大久保さん。
同い年という事もありすっかり意気投合。
南集落の共同売店に泡波のミニボトルが大量に入荷していると聞いたので2人で見に行くことにした。
寒い中、集落を歩きお店に到着。

お店に入ったとたん、
「お姉ちゃん達どこからきたのぉ?これ食べなさい。泡盛飲む?」
と入り口で番頭のおじさんに捕まった。
「この島どう??」「嫌なとことかあった?」
やつぎ早に質問が飛んでくる。
「まぁ、そこのイス出して座りなさい。」
この一言で宴会が始まった。



3合瓶の泡盛がどんどん空いていく。
酔えば酔う程に、島の事を一生懸命話すおじさん達。
波照間の歴史、島の暮らしの大変さ、
観光客を呼ぶにはどうすればいいのか、 話は尽きない。
気がつけば閉店時間の20時30分をとっくに過ぎ22時30分!!
(こんなことでいいのか!?)
まだまだ話しは終わりそうになく、
おじさんの「家来て飲む??」で第二ラウンドに突入!!
売店で泡盛とおつまみを買い込みお家へ移動。
おじさんの友達も来て夜はまだまだ長い。
泥酔しながらもおじさん達の島話は結局2時半まで続いた。
帰り道、2人で
「こんなに熱く島の事を話せるって素敵な人達やね。」
「ここは本当にいい所だね。」
と話しながら心の底からそう思った。
(ちなみにお目当ての「泡波」に触れる事が出来たのは入店から2時間半後の事でした)

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