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独身最後の一人旅 吉田育子
 12月5日 曇り16℃




「朝ご飯出来たよー」
午前7時、おばちゃんの声で目が覚める。
昨日の夜更かしがたたってご飯が食べれない・・・
普段早寝早起きの私にはこの寝不足は辛すぎた。
今日も波は高いが1便だけ船が出るらしい。
大久保さんもこの便に乗って帰るという事で港まで見送りに行く事にした。
強風吹き付ける港で昨日帰り損ねた人達が船を待っている。


「おはよー。」「今日帰るの??」
この3日間で知り合った人達が声を掛けてくれる。
これがあるから一人旅はやめられない!!
「いちょりばちょーでー」
この言葉が私は大好き。
年齢・性別関係なく、もうみんな友達ですよ!


たった一日やったけどいざ見送るとなるとやはり寂しい。
「元気でね。ありがとう。」
がっちり握手をして別れた。
海が荒れる中を船が進んでゆく。
見えなくなるまで手を振った。
また波照間で会おうね。
あの宴会の続きをしようね。

 12月6日 曇り20℃

今日はとうとうこの旅の終わりの日。
今回もたくさんの人と出会い、色々な経験もした。
私にとって八重山はパワーの源であり、優しさをくれる場所。
青い海、白い砂、満天の星空、暖かくむかえてくれる人達。
初めて来たときからこの島々に魅せられてしまった。
出来る事ならいつまでもこの場所にいたい。

でも私を大阪で待ってくれてる人がいる。
いつも 「いってらっしゃい」 と笑顔で送り出してくれる大切な人。
あなたが待ってくれているから帰ります。
「おかえり」って笑って待っててね。
これからは2人で来ようね。

今までの一人旅でたくさんの人や風景、歴史に出会った。
私が出会った全ての人や全ての物に心を込めて「ありがとう!!」

 

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(2006.02.24掲載)




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