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祭の終わり

仮装行列・テーク(太鼓)・ボー(棒)・ニンブチャー(念仏踊り)・ブドゥリ(舞台演舞)・獅子舞とたくさんの演目が行われた一日もあっという間……。

午後5時過ぎ。夏の空はまだ明るい。けれども、ムシャーマの一日はもうすぐ終わろうとしている。3組の仮装行列が、オーシャー(公民館)から朝通ってきた道をねり歩き、帰っていく。

波照間島。小さな南の島。
多種多様な文化がこの島にはあった。沖縄本島から伝えられたであろう琉球舞踊。南洋の島から伝わったであろう、独特の節回しの音楽、獅子舞。
島のお年寄りに聞いた話だが、この島には明治頃からの戸籍(家系図)しか存在しないそう。それ以前の島のことは、口承でしか伝えられていない。島の人たち、そしてそこにある文化は、いつ、どこから来たのか定かではない。

波照間島の夏、一年で最も賑わう一日、ムシャーマの日。祖先への崇拝の心、島の繁栄を願う心が溢れる一日だった。




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