陸の孤島でスローな一日
西表島にある集落『船浮』
陸続きだけど、山が険しく道がない。だから船でしか渡れない人口50数名の静かな集落。その不便さゆえに人が減り、廃村の危機に直面したこともあった。しかし、せっかくの恵みの土地、先祖から受け継いできたこの集落をだれもいない夢の跡にしてはいけないと、集落の人たちで、話し合いが持たれた。
そして、琉球真珠の養殖場が従業員として家族単位で移民を受け入れて、学校の生徒も増えた。また、昨年、集落に暮らす青年が観光会社を設立、レストランも出来て、石垣島からの観光ツアーの受け入れも始まった。
この集落の観光ツアーといっても、何かリゾート施設を作って滞在させるといったものではない。ある意味現代社会から隔離されたとも言える、島のはずれの陸の孤島で自然の豊かさを知ってもらう、自然の中で過ごすための時間と場所だけを提供してくれるのだ。 |