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西表の朝、早起きは3000000000文の得
宿を出て海の方に歩き出す。ムッ、とした熱い空気の中に、花の香りが立ち込めている。
西表は、こんなちょっとした集落を抜ける小道がイイなーと思う。 街並み、というか、村並みが渋く落ち着いていて、味がある。鉄筋コンクリートの家が並ぶ都会とは、趣きが違う。素朴な石垣に囲まれた家々は、それだけで絵になる。
赤瓦の屋根が低く可愛らしいく、つつましい印象を受ける。 歩いているだけで楽しくなってくる。あれれ?集落を歩いていて、あることに気がついた。家の石垣のカンジが、ひと味違う。よく見ると、石垣が平べったい石で作られている。使われている石が板状でなので、西表、特に星立や祖納は独特な印象を受ける。それもそのハズ、八重山の島々の石垣は丸い石灰岩を積み重ねるのが通常だが、このあたりはなんと、テーブルサンゴを積んでいるのだ。おおーっ。この平べったいのは、サンゴなんだ。サンゴで石垣を作っちゃうなんて、なんかスゴイ。海の恩恵を受け、海とともに生きている村なんだなぁ、と思う。
歩いていると、背中がジリジリと熱くなってくる。マズイ、日焼け止め塗るの、忘れた!(西表で日焼け止めクリームは、何においても必須アイテム)と、慌ててパーカーをはおる。長袖は暑いけれど、嫁入り前だ、我慢、我慢。
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