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宇宙からの使者、ジャングルに生きるヒカゲヘゴ |
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| 浦内川は、波ひとつなくおだやかで、まるで巨大な鏡のようだ。 雲行きが怪しくなってきたが、それでも、空の青、山の深い緑が映り込んだ水の色は、なんともいえない神秘的な色彩を放っている。川の色が青、でなくて緑色なのだ。 豪快なエンジン音。風に髪がたなびく。 鏡のようにピ―――ンと張りつめた水面を割って、船はグングンと進んでゆく。 「浦内川は、沖縄県内で最も長い川で、河口域には広大なマングローブの林が広がっています。河口域は、干潮・満潮によって1日に2回ずつ陸上になったり水中になったりと、大きく変化します」 蛇行する川の両サイドには、マングローブをはじめ、シダの群生林が広がり、亜熱帯植物の博物館のよう。ところどころで船を停め、ジャングルの特徴などを説明してくれる。 「マングローブは海水と淡水の混じりあう湿地帯に群生し、泥域でも成長できるように“呼吸根”という、特殊な根を持っています。ほら、陸地にボコボコとひざ小僧のように根っこを出しているのが、わかるでしょ?」 1日目のカヌー体験で、すっかりマングローブ君のお友達になりきっている私は、船長さんのガイドに 「そうそう、知ってる知ってる!そーなのよねぇ〜、マングローブたちって賢いのよねぇ〜」 と、もうTVのワイドショー番組を見てうなずくおばさん状態。でも、何度見ても笑える。やっぱり、変。バランスがおかしい。タコの足のような根っこがピヨーンと地面から生えて、その上に“フツーの木”が乗っかっているんだもの。ププ。 |
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