美ら島物語
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へろへろキャンプ隊、石垣へ行く
さんご村で食材調達

レンタカーを借りた後は、キャンプ地に向かう前にまずは腹ごしらえ。
「八重山そばでも食べようか。」
と市街地をブラブラ歩いているときに目に入ったのは『マーミヤかまぼこ店』。
八重山かまぼこで有名なお店です。
店に入ってみるとてんぷらの中に黒紫米が入った“おにぎりかまぼこ”なるものが売られていました。
金城かまぼこ店のじゅーしーかまぼこは有名だけど、これは初めて。
早速買い込んで離島桟橋のベンチで行き交う高速船を眺めながらかぶりつくと、黒紫米が口の中でぷちぷちっと弾けてすごくおいしい!まわりのかまぼこも、にんじんやごぼうなど具だくさんでとってもジューシーでした。
大きすぎず小さすぎずの絶妙なサイズもうれしい、これぞ八重山のスローなファーストフードです。

キャンプ場に向かう道すがら、『しらほサンゴ村』で日曜市が開催されているとの情報をキャッチし、晩ごはんの食材を調達しに行くことに。
即売コーナーでは地元でとれた野菜や海草がたくさん並べてあり、どれもこれも安く新鮮でしかもおいしそう!ぐるぐる3周ほど迷った挙句、前盛さんのかぼちゃと“あまから美人”というししとうのお化けのような珍しい野菜を購入しました。食材も調達できたしいざ出発!というところでがちまやー軍団の目がキャッチしたのは、道路脇に無造作に積んであるアロエ。

「これ、食材になるかも・・・。」

黒紫米おにぎり
アロエいただきます
アロエの断面

駐車場の誘導係をしていたおじさんに
「あのアロエ捨てちゃうんですか?」と聞くと、
「いるんだったら持っていったらいいさ。食べるの?」という嬉しいお言葉。やったー!!

アロエ=食べる、という発想がいかにも沖縄的だなあ〜と感心しながら、なるべく肉厚の株を選んで分けていただいたのでした。感謝!

米原キャンプ場到着!

島を南北に突っ切る道路を一路北へ。
本島とはまたひとあじ違った風景に目を奪われながら約30分のドライブで、いよいよ今回のベースとなる米原キャンプに到着。
テントサイトはモクマオウの木立の中にあって真夏でも涼しそうだし、炊事場・トイレ・シャワーなど施設が充実しているので予想以上に快適に利用できそうです。
なにより目の前にビーチが広がる最高のロケーション!

潮の流れが速いため遊泳禁止となっているのですが、波打ち際すぐのところにあるさんごの影でもカラフルな熱帯魚たちが遊んでいる様子を観察することができます。
砂浜には程よいサイズの流木もたくさん転がっていて海を眺めるのにうってつけ。
そのまま映画のワンシーンに出てきそうなビーチです。

さて、明るいうちにテントをたてて、ダッチオーブン料理開始といきましょう!
キャンプといえばカレーでしょ

今日の夕ごはんは何をつくろう、と相談すること10秒。
キャンプといえばカレーでしょ!
という単純発想ですんなり全員一致。
(失敗が少ないからという理由も・・・。)

さんご村で購入した野菜をメインに3品作ることにしました。

【1日目のメニュー】

・島かぼちゃと冬瓜のカレー

・アロエベラのお刺身

・あまから美人のサラダ

ビール片手に炭をおこしたら、ダッチオーブンに野菜とお肉を投入して適当に炒めます。
今回はカレールーのかわりに、『オリエンタルマースカレー』を使用。
昭和っぽくてかわいいパッケージにチャツネとカレー粉が入っている、沖縄ではポピュラーなものです。野菜に火が通ったら水を足してチャツネ・カレー粉を加えて、あとはダッチオーブンにまかせて煮込むだけ。

ダッチオーブンを熱しますオリエンタルマースカレーカレー粉投入
アロエを海で切るシュールな光景あまから美人

そのあいだにさんご村で頂いてきたアロエを切ります。
さんご村のおじさん曰く、水につけながら切らないと苦くて食べられないんだとか。
せっかくなので目の前に広がる海で切ってみることにしたのですが、これがヌルヌルして難しい。
先に皮むき器で平らな面の皮をむき、その後包丁でカーブがついている面を削ぐように切ると比較的やりやすかったです。
夢中でやっていたけど、後から写真で見るとシュールな光景・・・。

あまから美人はざくざく切ってドレッシングをかけてサラダに。
ごはんも上等に炊けました。
飯ごうでごはんを炊くなんて修学旅行以来です。

というわけで手早く3品出来あがり、改めてビールで乾杯していただきます!

うーん、言わずもがな。どれもおいしい!
特にカレーに入れたかぼちゃはホクホク、冬瓜はとろけてうまみがぎゅっと出ています。実はこれもダッチオーブンのなせるわざ。
重い蓋で密閉するので素材の旨みを逃がすことなく、調理時間も普通の鍋に比べて短くて済むんですよ。重かったけど持ってきて良かったー。

あまから美人はピーマンのようでシャキシャキした歯ごたえが抜群、苦労して皮をむいたアロエも海水が功を奏したのか全くアクが無くさわやかな味でした。

ランタンの明かりと波の音。
このロケーションで箸が進まないわけが無く、鍋いっぱいあったカレーはきれいにたいらげてしまいました。

うーん、満腹!こうなったら後は心ゆくまで泡盛片手にゆんたくの時間。
遠くからごうごうと響いてくる海鳴りに耳を傾けながら、心地よい疲労感と眠気に誘われるままそれぞれのテントにもぐりこんだのでした。

島かぼちゃと冬瓜のカレー カレーを食す! おいしいね〜
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