美ら島物語
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へろへろキャンプ隊、石垣へ行く
ぐるり石垣島

キャンプの朝はいつもより早く目が覚めるもの。
まだ誰も起きていない、青い空気に包まれたビーチを散歩する贅沢!
日頃のストレスなんて、スコーンと抜けていってしまいます。
今日はいい天気になりそう。

石垣島が初めてという山本隊員のため、まずは島をぐるりと一周してみることに。
少し靄がかっていたものの、最北端の平久保崎からの景色に一同感動。
こんなに高い位置からでも、海底のさんごが透けて見えるなんて!

はるか彼方でゆるやかにカーブを描く水平線に、改めて地球の大きさを実感したのでした。

まだ3月だというのにすでに夏のような日差しにじりじりと焼かれながらの島散歩。
ひさしぶりに引っ張り出した一眼カメラで気が向くままにシャッターを切っていると、普段は気がつかないような土の匂いや雲の流れ、鳥のさえずりなどを敏感に感じ取っている自分に気がつきました。
どうやら石垣島の自然の力が、怠けモードになっていた感性を刺激してくれたみたいです。

好天にめぐまれました干草の上をゆく
海水でマース煮
これがカタカシ!
太陽が傾き日差しも和らいできた頃、さて今夜のメニューは何にしようかと市街地のスーパーで食材を物色することに。
昨日はお肉入りのカレーだったので今日は魚、それならマース煮にしようとこれまた満場一致で決定です。
いそいそと鮮魚売場に向かったものの、
「うーん、どれがマース煮に合うんだろう?」
なじみのないカラフルな姿、珍妙な名前のオンパレードにみんなの頭上にハテナマーク・・・。

こういうときは地元の方に聞いてみるべし!
ということで、近くにいたおじいさんをつかまえて尋ねてみると
「イラブチャーもおいしいけどよ、これがいいさ。」
と言いながらすっと手に取ったのは“カタカシ”という魚。
ピンク&黄色というやけにファンシーな色使いの魚に一抹の不安を感じたものの、亀の甲より年の功!と
覚悟を決めて丸1匹購入。
今夜のメインメニューはカタカシのマース煮に決定です。


【2日目のメニュー】

・カタカシのマース煮

・ゆし豆腐のラー油スープ

・アロエベラのお刺身(昨日の残り)

マース煮は魚を海水で煮るだけのシンプルな料理。
それだけに素材の良し悪しがものを言います。
ということは、地元でとれた新鮮な魚と、透き通ったミントゼリーのような米原の海水を使ったマース煮はきっとおいしいはず!海を眺めたり釣りをしたりとのんびり楽しみながらの調理。


もちろん調味料も目分量。
細かいことは気にしない!
海の向こう側、川平集落あたりに明かりが灯り始めた頃、ようやく料理が完成しました。まずはメインディッシュ、カタカシを一口。
白身がほこほこしておいしい〜!
海水100%で煮込んだのでちょっと塩味が強いですが、おかげで泡盛も進みます。
後で調べてみたところ、カタカシはひめじの仲間だということ。
同じひめじの仲間にはオジサンとよばれる魚もいるそうで、カタカシといいオジサンといい変な名前・・・。
海を眺めがならゆっくり料理カタカシのマース煮

ラー油入りゆしどうふと、スケルトンアロエ かつおだしに石垣島ラー油を入れて作ったゆし豆腐のラー油スープは、血の池地獄のような色になってしまいましたが、食べてみると嫌な辛味は無く素材の風味が絡み合う深い味。
ピリっとした島唐辛子や香ばしいごまの味が、ゆし豆腐のシンプルな味にベストマッチでした。お鍋ひとつで簡単にできるのでアウトドアもで作りやすいし、これは大ヒットレシピかも。
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(2006.02.28掲載)




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