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その後、ようやく首が座ったような赤ん坊が登場。お母さんから離され、いきなり獅子の怖い顔に近付けられ、次は何が始まるんだ?と見ていたら、なんと、大きな口へ飲み込まれてしまった。
ひえ〜〜! すごい! すごすぎる! その赤ん坊ったら獅子のお腹から出てくるし。しかも、その赤ちゃん、泣いてないぞ。強すぎる。なんでも、飲み込むことで無病息災を祈願するとのこと。基本的には一歳未満の赤ん坊が対象らしい。まだ小さいのにというか、生まれて間もないのに、なんて恐ろしい体験をさせてしまうんだ、トラウマになったりしないんだろうかと心配になってしまった。きっと白保の子どもたちはこうやって強い大人になってゆくのだろう。
だいたい一軒に付き、30分から40分位だろうか。終わると次の家へと出発する。子どもたちも自転車で次の家へと漕ぎ出す。これがお盆の3日間、深夜まで続くのだ。
獅子が訪れる各家々は、まるで個人の家ではなく、集落の家となり、観光の人、見物の人を庭に招き、皆で楽しむ。特に派手なものではないけれど、獅子がまるで、実際の獅子という生き物のように動き出す姿は圧巻だ。一つの家を見ると、そのまた次の家、次の家……と衝動的に行きたくなり、人々にくっついて次のお宅に行く。結局、お盆の3日間、とり憑かれたように白保に通いつめてしまった。子どもを襲い、赤ん坊を食べ、時には、家の主を襲う獅子。絶対、楽しい。 |
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