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審査の結果、今年の最優秀賞は石垣市宮良の嘉良賢治さん。
彼の名前が告げられると、会場からも「やはり」といった歓声と拍手が起こりました。
そういえば、彼が歌った後は演奏の終わりも待たずに観衆からうわーっと拍手と指笛があったような・・・。
「この人たちの耳は本当に確かなのだ」と、あらためてしみじみ。
優秀賞、努力賞は20代、10代の若者が独占しました。
こうやって、きちんととぅばらーまは次の世代へと引き継がれていっています。
そして、歌詞部門も募集され、新しいとぅばらーまの歌詞が少しずつ生まれています。
今年の最優秀賞は、夏の甲子園で私たちを感動させてくれた八重山商工のナインを歌った歌詞。
ちなみに、この歌詞を歴代の大会チャンピオンが歌ってくれるというおまけつき。
さすがにうまいなーと思って聞いていると、会場からも一緒に歌う声が聞こえてきました。
この民謡が八重山の人々の間にきちんと生きている、それを実感した瞬間でした。
さらに、八重山を越えてとぅばらーまは広がっています。
大会のゲストとして招かれたチュニジアからの留学生のブリさんは、昨年開催された糸満でのとぅばらーま大会の優勝者。やいまことばでありながら、アフリカの風も感じさせるとぅばらーまを披露してくださいました。
昭和22年から続いているこの大会。
とぅばらーまが八重山の土地でいつまでも継続し、そして発展していくこと。
その希望がこの大会には確かなものとしてありました。
でも、美しい十三夜の月の下で聞くとぅばらーまは、夜の風に乗ってますます心に染み入るのだろうなあ。今度はぜひ、月夜の下で聞いてみたいです。
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