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島の学校@久米島 体験レポート
紬織り体験〜コースターを織る
織機には糸を染めた草木の名前が貼ってある。わたしの織機には「イタジィ」、「ドロ」と書いた紙が。「じじぃ?」「スダジィとも言って、椎の木ですよ。」「ドロって、泥?泥で染まるの?不思議〜。」「はい、泥で染めるのは久米島紬独特の方法なんですよ。」と、思っていただけのつもりが全て口にしていたらしい。しまった。そして、いやな顔もせず、1つ1つ説明してくださったのは、今回お世話になった、ともこ先生。穏やかな口調とやさしい笑顔に緊張がほぐれていく。

さっそく織機に座ってみた。たて糸が2束通してあり、そこに連動している板を右足と左足で交互に踏む。こうして、よこ糸が通る場所をつくる。よこ糸は糸巻きを手に持って、右から左、左から右とたて糸の間を通していく。右足を踏んで、右から糸を通して、左足を踏んでトントン。左から糸を通して、右足を踏んでトントン・・・これを繰り返す。楽しい♪



あれ?織り目が変な模様になっている。どうしていいかわからない。
「ともこ先生〜!」
直していただいている最中に、向こうからも 「ともこ先生!」と呼ぶ声が。
マイペースなわたしたち4名が横一列に並んでいて、ともこ先生はその間を休むまもなく行ったり来たりと大忙し。それなのに、丁寧に笑顔で教えてくれる。
あ、わたしたちといっても、ここユイマール館で初めて会ったね〜ね〜た〜3名とわたし。一緒に同じ体験をして、同じことに感動してたら、一気に仲良くなっちゃった。

織りにも慣れて「おもしろ〜い」「すっごく楽しい」と話す余裕もでてきた。順調に織りすすめる。わたしは1本のよこ糸を通しているだけなのに、しましま模様になっていく。
そして、最後に色の違うよこ糸にかえて端の処理。

わたしだけのコースターができあがった。うむさん!

今回わたしが体験したのは、よこ糸を通す作業だ。久米島紬の製造工程でいえば、本当に最後の最後に近い作業。実はこの前の工程が、ものすご〜く大変。時間も手間も半端じゃない。両足で操作したたて糸は、右足が600本、左足が600本で合わせて1,200本!想像するだけで気が遠くなりそう。

   
 織染体験〜ハンカチを草木染め
昨日のうちに色を選んでおいた。大好きな黄色にするつもりだったのに、心ひかれる色があった。なぜだかわからないけど、直感で「久米島らしい色」ってわかった。横にいらした織り手さんの「黄色は沖縄を感じさせる色。こっちは久米島らしい色よ。」という言葉で決めた。よし、これにしよう!

今回わたしが選んだ色は「車輪梅 ティカチ」で染めた本当に久米島らしい色。どんな色かは写真を見てね。

お手本の作品や写真を見て、仕上がりのデザインをイメージしながら布を輪ゴムできつ〜くしばる。割り箸も使ってみた。こうしてきつくしばった部分は染料がまわらないので染まらずに白く残る。ともこ先生にいっぱい手伝っていただいて、準備完了。



いよいよ染め!今日は体験なので、煮る方法(煮染法)。本来の久米島紬は染色を何度も繰り返すので、煮る方法より漬けておく方法(浸漬染法)なんだって。今回使用した染料は、なんとともこ先生のご両親が使っている染料。いいのかなぁ。うれしい。

煮立ったティカチの鍋に真っ白いハンカチを入れる。液に浸るように少し押さえる。そして鍋にはりついていたら「ずーっといなくても大丈夫よ」だって。えへへ。

待っている間に機織り作業場を外から覗いてみた。「あがっておいで」と作業中なのに窓を開けてくださった。遠慮せずに上がりこみ、うろちょろしたり、じーっとみつめちゃったり。職人技を目の当たりにし、いっぱい聞きたいことがあったのに、言葉が出なくなっちゃった。お仕事中お邪魔しました。

ちょうどお茶の時間なので、みなさんと一緒にお茶を飲んだ。紅芋と餅粉のおやつ(ウムクジアンダギーみたいな味と食感)とってもおいしかった。ゆんたくしながら待つこと30分。

次はミョウバンを溶かした液に浸し、10分放置。この10分が長い!待ちきれな〜い。
子供のようにバケツの前を行ったり来たり。
「まだ座っていていいよ」
あ、はい(笑)待ちきれなくて・・・。

10分経過!輪ゴムを外して(またまたともこ先生にやっていただいちゃった)、ジャブジャブ水洗いを3回して、できたーっ!うわぁ、思ったより濃く染まっている。
特別な液だからかなぁ。

デザインのセンスはおいといて、世界に1つしかない、わたしだけのハンカチ完成!うれしくってうれしくって、広げただけではおさまらず、「見てみて」といわんばかりにその場を1周しちゃった。
「上等なのができたねぇ」
「えっへん!」

とっても楽しかった。
またやってみたいから、次回のためにデザインを考えておこう。
ともこ先生はじめ、ユイマール館のみなさん、とってもお世話になりました。
ありがとうございます。

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