今回飼育している蚕は孵化したばかりの5,000頭。うんと小さい時は、柔らかい桑の若葉を選び、さらに体長程度の大きさに細か〜く刻んでからやっと与えるんだとか。3時間ごとに新鮮な桑の葉を与えてもらう。たくさん準備しても、糞やおしっこで汚れてしまうから、こまめに取り替えてもらう。その成長をあたたか〜く見守られている蚕たちは、まさに「おかいこさま」だった。
蚕が吐く糸の長さは1,000〜1,500m。層が厚く、きれいな繭は繭生糸になる。層が薄くて汚れているものは真綿になる。へぇ、たて糸とよこ糸は同じ繭からできるのに作り方が違うんだ。丁寧に育てると、意図の質がだいぶ上等になるんだって。糸の強さが違うんだとか。さすが紬発祥の地・久米島。おかいこさまの育て方からこだわっているんだなぁ。
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