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豊年祭

「五風十雨」とは、風は適度に、雨はたっぷりという願いが込められている言葉です。五風の「風」は台風のこと。台風は時として農作物に大きなダメージを与えることもあるけれど、その反面多量の雨をもたらしてくれる。だから島の人たちは台風を忌み嫌うことはせず、自然の恵みとして感 謝して謙虚に受け入れてきました。今では、西表島から海底送水管を伝って送られてくる豊富な水のおかげで、干ばつはなくなりましたがその昔、天水だけが頼りだったこの島では、10日も雨が降らなければ途端に干ばつに見舞われていたのです。だから島で水は一番の天の恵みだったのですね。黒島の豊年祭で行われるのは、パーレークイ(爬竜舟競漕)と4つの集落ごとに行う奉納舞踊。(ウーニー:船頭、パーレー:爬竜舟)午前10時過ぎ、旗頭が夏の海風に踊る中、仲本、東筋と、二つの集落の爬竜船が漕ぎ出し、 沖で船のカイを立てる「朝漕い」(アサクイ)の儀式で祭りがはじまりました。 朝漕いのあと、2隻の爬竜船が戻ってくると、ウーニー(船頭)が浜に上がり、島の長老の元へ 向かいます。 長老に、訓示と祝辞を告げられ杯を頂いたあと、2人のウーニーは手の中指と中指をかけ合わせ爬竜船に向かって歩き始めますが、どちらかが指を離した瞬間に勝負が始まります。
パーレー
パーレー
ウーニー
ウーニー
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