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南大東島、3日目朝。
「大東豊年祭もついに最終日か…」と感傷の想いにひたる暇も無く、ガイドの垣花(かきのはな)さんが迎えにきた。
「おはよう美香さん、朝の散歩よ!」
連れて行かれたのは水上ゴルフレンジ。なんと池に向かっての打ちっぱなしなのだ。これは珍しい。
「南大東はゴルフ場もあって盛んさー、気持ちイイでしょ?」
…垣花さんは昨日アレだけ飲んだのに、タフだー。確かに水のグリーンに打つのは快感で、私も昨夜の泡盛を吹き飛ばすことができた。
朝食をかっ込み大東神社に行くと、ちょうど相撲が始まろうとしていた。
カ、カッコイイ〜!
化粧まわしを締めた島の若者たちの、陽に焼けてたくましいコト。「東京のモヤシ青年とはワケが違うっ、島の男だわ〜」とホレボレ。するとみな境内にかけ上がり、円になって踊り始めたではないか?
キャー! キャー! お尻が丸見えぢゃあないのっ!って、相撲なんだから当たり前か? それにしても、若い男の子のお尻なんぞ近くで見たことのない私は、目のやり場に困ってしまう(なんて言いつつ、シッカリ見たんだけどね)。
それにしても、この踊りが独特でおもしろい。こんな風に(写真参照)男らしくシコを踏んだかと思えばと、アイドルのような可愛い手振りをしたりする。
垣花さん「これは相撲甚句といって、奉納土俵入りする時に伝統的に歌われてきたんだよ」
姉さん かわいや 腰より下(しも)だよ 心に無いこと 申しませんぞよ
あー どっこい どっこいーしょ
1町や2町の田畑(でんぱた) 売っても 良い妻(かか)求めりゃ 一生の宝だ
あー どっこい どっこいーしょ
聴き入っていた私は、大笑いしてしまった。だって、「オネエちゃんかわいいね〜下半身が」なんて。神様の前なのだから真面目な歌かと思いきや、歌詞は女性についてばかり。ユニークだなぁ。
垣花さん「ま、いわゆる遊び歌さー。でもこの歌詞の通り、南大東の男は女の人を大事にするよー」
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