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楽園・宮古島へ

沖縄病さぁー、私ってば

 「はぁ〜ぁぁぁ……」
最近の私は、こんなんである。感染したのだ、“沖縄病”に。目を閉じると沖縄の青い海が浮かんでくる。うっとり、はあぁ…、でへへへへ。もう、寝てもさめても沖縄に想いが向かって飛んでいる。
夢のような西表の旅から帰って、早や3ヶ月が過ぎたが、てんでダメだ。熱に浮かされたように、また沖縄に行きたいと想う。

 そんなこんなで暑苦しい東京で格闘していた私は、学校の図書館である1冊の本に出会ってしまった。『楽園の花嫁』という本である。著者である砂川智子さんは、大学生の時、旅先の宮古島で運命の相手に出会う。宮古訛りのある、日本一黒い男との恋。そして妊娠、結婚!導かれるようにして宮古島の南1、7kmに位置する来間島に嫁ぎ、今はマンゴー栽培をしているという。
 スゴイ…。上には上がいる。沖縄が好きだとはいっても、“ヤマト嫁”として離島に嫁ぐというのはかなり重症だ。――この人に会いたい。話がしてみたい。何がそこまで彼女をそうさせたのか、聞いてみたい。そして、この手のつけられない沖縄病の処方箋を教えてもらおう。も〜、ダメ。限界。
「…ぬぅぉぉお、もぉぉぉお、行くぅ――ぜっ!宮古島っ」
美香
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