美ら島物語
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海の美しさ!これに尽きる
海
洞窟入り口
ぽかりと見えた海
泳ぐ美香

池間島の洞窟の奥には…!

 池間島は、車で1周しても30分もかからない小さな島だ。海沿いの道を(というか、この道しかない)ゆっくりと走る。走りながら、ビーチに降りられそうなポイントを探すのだ。入口に車が停まっていたりすると、ダメ。先客がいる場合は邪魔をしないで、次を探す。だって、いくらでもキレイなビーチがあるのだから。
“人のいないビーチで泳ぐ”これが、私のビーチ選びの鉄則だ。西表島の海人(うみんちゅ:漁師のこと)、てーるーさんも「海は、人がいないからイイサー」と言っていた。これが沖縄で泳ぐ醍醐味なのだ。

とある、良さげな入口を見つけたので降りてゆくと、本当に良かった。大当たりだった。
「………キレイ、だぁ……」
もー、言葉にするのがイヤになる。宮古の海の美しさは、私のつたない言葉でなんか説明できない。ゴチャゴチャ説明したくもない。読者の皆さんには非常に申し訳ないのだが、「写真を見てください」というのが正直なトコだ。そして「ぜひ自分の瞳で感じに来て!」とお勧めしたい。もー、この美しさはこの世のものとは思えない。舞い上がって、言葉も出ない。それが宮古の海だ。

「あれ…?」
ビーチの左手は岩場になっていたが、その岩の向こうに海の青が見えたような気がして、私はピョコピョコ歩いていった。すると中は洞窟になっていて、薄暗く冷んやりしていた。
「うひょー、恐い〜。幽霊が住んでそうだよ。沖縄には神聖な場所がいくつもあって、観光客は軽々しく近づいたらイカンって、言われたっけ。そーだ、そーだ。よかったぁ、ガンガン入って行かなくって」

そう思ったら、後ろから来ていた小浜さんが、なんとガンガン入っていくではないかっ。うっそ、小浜さんて“うちなーちゅん(沖縄県人)”よねっ?私よりこーゆーこと、詳しいハズよね?なんで行くの?大丈夫なの?
恐る恐るついて行くと、なんの事はない、洞窟はすぐ終わって海が見えた。私は、この洞窟の中からぽっかりと見える海に感動してしまった。

これぞ、“楽園”の風景。これぞ、これぞ…。
 私は思わず、その青の中に飛び込んだ。もー、うれしくてうれしくて、こんな素敵な地球の1部分に自分が在ることがうれしくて、水着の上にはおっていた服を脱ぐのも忘れて泳いでいた。
「すごいよー、すごいよー、本当にすごいよぉー」
宮古の海は、世界一だ。自分がここに在ることを喜べる瞬間なんて、そう多くあるもんじゃない。そんな瞬間を運んでくれる宮古の海は、とびっきりスゴイ。
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