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サンセットクルーズ

気分はタイタニック?

クルーザー 今夜の宿泊先である宮古第一ホテルに入ると、支配人の漢那(かんな)さんが
「お帰りなさい。さあ、では、いってらっしゃい!」と訳のわからんことを言う。案内されるがままに車に乗り込むと、到着したのは港だった。

サンセット・クルージングにようこそ!これはうちのホテルのクルーザーなんです。今夜は貸切ですのでゆっくり楽しんでください」
か、か、貸切っ!ウワ〜、リッチぃ〜!こうして、港で出迎えてくれたホテルの下地さんと、私はビクトリア2世号に乗り込んだ。
船は風を切って進んでいく。2階に上がると船長さんが舵をとっていた。メガネがほとんどゴルゴ13状態で、ちょっとコワイ…。声がかけられない。海人(うみんちゅ)は無口なので、最初は話しかけにくいのだ。モジモジしながら立っていると、ゴルゴ船長が口を開いた。

「…俺の後ろに立つな」
やっぱり、ゴルゴだ、本物だっ。
「行きたいところは、どこだ」
「へ?(行きたいところって言われても、よくワカラン…)え〜っと、ゆ、夕日が沈むところに行きたいですっ」
―――シーン。何言ってんだ、あたし?
「…まかせときな」
海の男!
おぉー、カッコイイ(のか?)。
やっぱり海の男はひと味違う。

結局、クルージングのコースは宮古島の西にある伊良部島を1周することになった(船長の“まかせとけ”は、伊良部島1周のことらしい)。
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美ら島物語美ら島情報宮古島イシュピカスドゥー、宮古島
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