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お風呂、というかシャワーを浴びて(沖縄では風呂につかる習慣はなく、ほとんどシャワーで済ませる。アパートや民宿に行くと、風呂桶そのものが無いところが多い)食堂に行くと、ズラ〜っと宮古の郷土料理が並んでいる。
いい匂いに、お腹がグゥ〜! |
「さ、どーぞどーぞ。真ん中のはミミガーといって、豚の耳。上にのってるのはスーナという海草のゼリーね。透明のはアロエ。沖縄では、アロエは一家に一鉢、あると言ってもいいくらい身近な食べ物ヨー。料理は全て、うちの畑で無農薬で育てた野菜を使うから、身体にいいサー」
ヒッ、豚の耳!?
そんなトコロまで食べちゃうの〜? 恐る恐る口に運ぶと、コリッコリッとした歯ざわりが良く、美味しいからビックリだ。生のアロエは、納豆の様にネバネバと糸を引き、トロ〜っとした独特の食感だ。
中でも信じられないくらい美味しかったのが、豚肉の角煮、ラフティー。1日中じっくり煮詰めて、1度冷蔵庫へ入れる。冷えたら、脂抜きのためにもう1度煮る。
「料理は、ケチケチしたらダメ。醤油も生姜もドーンと気前よくいれなくちゃ! キャアーハッハッハ!!」と千代母さん。
口に入れた瞬間、ゼラチン質になった脂身が、フワッっととろける。プルプル、フワッ〜、柔らかい。それもそのハズ、千代母さんのラフティーは農林水産大臣賞を受賞したことのある、格別の角煮なのだ。
「大会の会場で、各都道府県から集まった料理人達が、ヨーイドン!で作り始めるんだけど、作ってるうちにね、私のラフティーがピカピカと光りだしたの!この話すると、“お母さん、頭、大丈夫?”って言われちゃうんだけどサー、アッキャハハハ!
不思議でしょうー? 肉が自分で光り出したの。だからあの賞は、きっと神様がくれたんだなーって」 |
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