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パーントゥ・プナハ



選ばれた3人の若者が、全身につる草と泥、顔には集落に伝わる古い面といういでだちでパーントゥに扮し、奇声を発しながら集落を巡って家や人に泥を塗りつける。
泥をつけられると、厄が払われて無病息災が約束されると信じられています。

しかし、あまりに異様なこの姿。
おまけに、聖なる井戸の底深くに沈殿しているというご利益ある泥は、かなり臭い。
厄払いと分かっていても、パーントゥが近づくと、人々はつい逃げだしてしまいます。

小さな子供だと本気で恐怖におののき、顔をひきつらせて泣きわめく。

怖い、でも近づかないと厄払いにならない、でも怖い…のせめぎあいで、いつしか気分は高揚、「パーントゥが来たぞー!」の歓声と共に、集落は大勢の人の興奮に包まれます。

警ら中のパトカーや、取材のマスコミ陣、観光客にもパーントゥは容赦なし。ドキドキハラハラしながら逃げまどうこの感覚…そう、まさに鬼ごっこの楽しさが展開されるのです。

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