シーカヤックは海の上をすべるように進んでいきます。潮が引いている時間帯なので遠浅のビーチは波の影響がほとんど無く、これなら
初心者でもすいすいアメンボ気分。
ふとパドルを漕ぐ手を休めて漂ってみると、水面からでもカラフルな熱帯魚がばっちり観察できるほどの透明度!
宮古島には山と川が無いので土砂混じりの濁った水が海に流れ込むことが無く、沖縄のなかでも屈指の海の透明度を誇っているのです。
空を見上げてみれば、吸い込まれそうなまぶしい青。聞こえてくるのは少し前を行くガイドさんのパドルが出す波しぶきの音と、遠くリーフエッジの海鳴りだけ。
人工の音は一切無く、大自然のど真ん中にぽつんと浮いているような気分になります。
「着きましたよー。」
ゆるゆると10分ほど漕ぐと、切り立った崖の下にある鍾乳洞の入り口に到着。
えええっ、想像以上に狭い・・・。
鍾乳洞への入り口は、海面からちょうど頭ひとつ分ほどの空間。
ガイドさん曰く、中へ入れるのは潮の干満の差が大きい大潮前後の数日だけ。この日は中潮だったのでなんとかぎりぎりの潮位で、翌日からは入れないんだそうです。
シーカヤックから降り鍾乳洞へ入る前に、ガイドさんから素敵なことを教えてもらいました。
「海の中の、砂のところをつかんでみて。」
つかんだ砂を手のひらに広げてよく見てみると、なんと星の砂がたくさん!別の島にある星砂の浜へも行ったことがあるけど、こんなにたくさん見たのは初めてかも。
そして星の砂よりトゲトゲの数が多いのは太陽の砂と呼ばれるもの。
どちらも有孔虫という生き物なのですが、海の中で生きている状態では薄い茶色をしており、死んでしまうと真っ白になるんだそうです。
だからおみやげ屋さんで見かける星の砂は真っ白なんですね。なるほどなー。
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