| さて、いよいよお待ちかねの鍾乳洞へ。
と、目の前に見える崖の中腹あたりに『どこでもドア』のような長方形の石が見えます。これは、海の神様を祭っている石碑なんだそう。
今でも島のお年寄りたちがお参りに来る神聖な場所とのこと。そして、この石碑のちょうど真下あたりにぽっかり鍾乳洞への洞穴が開いているのです。
鍾乳洞に入る前に、まずは「ここに来させていただいてありがとうございます。」と一礼。
誰かのお家におじゃまするときに挨拶するのと同じこと、ですね。
ざぶっと肩まで浸かって入り口まで泳いでいくと、きりっと冷たい水温にびっくり。そして水中に目をやると、なんだかゆらゆらと幻想的に揺れています。
これは、海水と真水が入り混じっているときに起こる現象。鍾乳洞の中から流れ出している真水と海水とが入り混じって、かげろうのように水中が揺れて見えるのです。
頭をぶつけないように気をつけながら鍾乳洞の中へ。
狭い入り口をくぐると目の前にどどーんとそびえる・・・、これはまさしくかぼちゃ!?
そう、この鍾乳洞の入り口の空間で私たちを待ち構えているのが、オレンジ色をした立派なかぼちゃ型鍾乳石。そういうわけで、通称パンプキンホール。なるほど納得です。
そして、自然の造形美の素晴らしさに感動。ここまで成長するのに何万年かかったんだろう・・・。
鍾乳洞というわりに先へ進む道が見当たらないのでもしかしてここで終わり?と思っていると、なんとまずそのかぼちゃの脇、高さ5メートルほどある崖を上るということ。
一瞬尻込みしましたが、ガイドさんがきちんとアシストしてくれるのでなんとか上ることができました。
やれやれと思って後ろを振り返ると、狭い入り口から外の明かりにぼんやりと照らし出されたその空間の海の色は、今まで見たことのないほど神秘的なブルーグリーン。
言葉ではとても言い表せない、美しい色でした。
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