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ここ『首里そば』は、1993年まで首里にあった『さくら屋』の味を伝承するお店。 『さくら屋』とは、当時としては本部町(もとぶちょう)の『岸本食堂』と並んで2店だけ、伝承の麺の打ち方を継承していたお店らしい。かつて多くの人に愛された『さくら屋』のおばぁ(おばあちゃん)直伝レシピを今に伝えるのが、オーナー仲田靖さん。
だれにもそばの作り方を教えたことがなかったおばぁが、靖さんのお母さんだけには「あんたはそば屋ができる人だから、教えてあげる」と作り方を話し始めた。靖さんがその味を引き継ぎ今に伝えている。
ここのそばの特徴はなんといっても、手もみ、手切りでつくられた、固くモチモチとした噛み応えのある独特の食感の麺。 麺棒ではのばせないほど堅くしまっているために、壁に穴を開けてテコの原理でのばすというのもうなずける。ほとんど透明に近いほど澄んだ「だし」は、かつおの一番だしと、豚の赤肉から取るだしが基本で、脂とアクを徹底的に取り除き、あっさりと洗練された上品な味である。

麺の上には、たっぷりの泡盛で4時間煮込んだ三枚肉と、赤肉、かまぼこ2枚、そして、細く刻まれた生針生姜がトッピングされている。「麺とだしの風味が変るから」という理由で紅しょうがは使用せず、香りを損なわないように注文を受けてから刻むというこだわり様だ。
朝4時から、手もみに2時間かけ、つくりはじめてからお客さんに提供するまで7時間を費やすため、1日60食をつくるのが精一杯。開店と同時にお客さんが集まり、午後2時頃には完売してしまうという。沖縄そばフリークが絶賛するこの『首里そば』を是非ご賞味あれ。
那覇市首里赤田町1-7
コンサートギャラリーしろま1F
098-884-0556
11:30〜14:00頃(売り切れ御免)
定休日:日・祝
 
手打ちそば 
 小 \400 中 \450 大 \600    
煮付け \450      
煮付けとおにぎり \500      
おにぎり \100 ぜんざい \250




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