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高良教授に学ぶグスク グスクをどう見るか
    私は、世界遺産に登録されたことが終わりではなくむしろ出発点だと思っています。
これからもっと沢山のグスクの研究や発掘が進むにつれ、おどろくような事実が判明するかもしれません。
登録された以外のグスクにも独特の性格や痕跡を残すグスクが少なくありません。
  本土のお城の既成概念をひとまず置いておいて、実際にグスクに行ってみて石垣の形状や門の造り、目に飛び込んでくる情景から何かを感じてほしい。

また、背景にあった精神性などを是非感じ取ってほしいと思います。
ただ、あまり難しく考えなくともほとんどのグスクが見晴らしのいいところにありますから、眺望を楽しんだりするだけでも不思議と心が落ち着きますよ。


  高良先生
高良倉吉(たからくらよし)
1947年伊是名村生まれ。愛知教育大学卒業後、京都大学で国史学研究生として学ぶ。沖縄史料編集所、沖縄県立博物館、浦添市立図書館長を経て、現在、琉球大学教授・文学博士。

(主な著書)
沖縄歴史論序説(三一書房・1980年)
琉球の時代(筑摩書房、1980年、新版・ひるぎ社1989年)
おきなわ歴史物語(ひるぎ社 1984年)
続おきなわ歴史物語(ひるぎ社 1986年)
琉球王国の構造(吉川弘文館 1987年)
図説・琉球王国(河出書房新社 1993年 *共著)


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